ありふれた不穏な影が空を翔けていく
ありふれた ふおん な かげ が そら を かけ ていく
arifureta Fuon na Kage ga Sora wo Kake teiku
何もない日常だけが転げ落ちていく
なにも ない にちじょう だけが ころげ おち ていく
Nanimo nai Nichijou dakega Koroge Ochi teiku
知りたくない妄想だけが錆びついていく
しり たくない もうそう だけが さび ついていく
Shiri takunai Mousou dakega Sabi tsuiteiku
掬いだす 暴かれる 創りだしていくとき
すくい だす あばか れる つくり だしていくとき
Sukui dasu Abaka reru Tsukuri dashiteikutoki
綱渡り ヒトリだと言って閉じこめる
つなわたり ひとり だと いっって とじ こめる
Tsunawatari hitori dato Itsutte Toji komeru
なにもない ここではない 不確かだ
なにもない ここではない ふたしか だ
nanimonai kokodehanai Futashika da
目も耳も鼻も口も塞ぐ
め も みみ も はな も くち も ふさぐ
Me mo Mimi mo Hana mo Kuchi mo Fusagu
必ずあるんだ
かならず あるんだ
Kanarazu arunda
鋼鉄に咲く華は罪の味
こうてつ に さく はな は つみ の あじ
Koutetsu ni Saku Hana ha Tsumi no Aji
そして悪の華咲き乱れるとき
そして あく の はな さき みだれ るとき
soshite Aku no Hana Saki Midare rutoki
ひらひら舞う花びらは虚像
ひらひら まう はなびら は きょぞう
hirahira Mau Hanabira ha Kyozou
蜃気楼のように
しんきろう のように
Shinkirou noyouni
それでは、お先にいきます
それでは 、 お さきに いきます
soredeha 、 o Sakini ikimasu