鼻先をくすぐる風に少し照れ笑いして
はなさき をくすぐる かぜ に すこし てれ わらい して
Hanasaki wokusuguru Kaze ni Sukoshi Tere Warai shite
歩道を渡る仔犬のむれは足早に歩き出してる
ほどう を わたる こいぬ のむれは あしばや に あるき だし てる
Hodou wo Wataru Koinu nomureha Ashibaya ni Aruki Dashi teru
ママのつくったプディングはバニラの匂いがした
まま のつくった ぷでぃんぐ は ばにら の におい がした
mama notsukutta pudingu ha banira no Nioi gashita
公園まではあと少し 口笛を吹いてる
こうえん まではあと すこし くちぶえ を ふい てる
Kouen madehaato Sukoshi Kuchibue wo Fui teru
長い髪に憧れた 夜に降る雨は好きだった
ながい かみ に あこがれ た よる に ふる あめ は すき だった
Nagai Kami ni Akogare ta Yoru ni Furu Ame ha Suki datta
フラれて泣きべその帰り道 おしゃべりは助けてくれた
ふら れて なき べその かえりみち おしゃべりは たすけ てくれた
fura rete Naki besono Kaerimichi oshaberiha Tasuke tekureta
見上げるほど高い向日葵はみんなの匂いがした
みあげ るほど たかい ひまわり はみんなの におい がした
Miage ruhodo Takai Himawari haminnano Nioi gashita
「もう二度と会えなくなるの?」それが聞けなかったの
「 もう にど と あえ なくなるの ? 」 それが きけ なかったの
「 mou Nido to Ae nakunaruno ? 」 sorega Kike nakattano
空をあおいで 手を叩いて
そら をあおいで て を たたい て
Sora woaoide Te wo Tatai te
大地にキスをするような
だいち に きす をするような
Daichi ni kisu wosuruyouna
生まれたての物語と
うまれ たての ものがたと
Umare tateno Monogatato
果てしない胸騒ぎ
はて しない むなさわぎ
Hate shinai Munasawagi
陽はおちる あたしの上に
よう はおちる あたしの うえに
You haochiru atashino Ueni
消えないで 胸のドキドキ
きえ ないで むね の どきどき
Kie naide Mune no dokidoki
季節が変わってゆくたびあたし達は歩きだす
きせつ が かわ ってゆくたびあたし たち は あるき だす
Kisetsu ga Kawa tteyukutabiatashi Tachi ha Aruki dasu
公園まではあと少し 口笛を吹きながら
こうえん まではあと すこし くちぶえ を ふき ながら
Kouen madehaato Sukoshi Kuchibue wo Fuki nagara
空をあおいで 手を叩いて
そら をあおいで て を たたい て
Sora woaoide Te wo Tatai te
大地にキスをするような
だいち に きす をするような
Daichi ni kisu wosuruyouna
この想いが 強いのなら
この おもい が つよい のなら
kono Omoi ga Tsuyoi nonara
傷ついて かまわない
きずつ いて かまわない
Kizutsu ite kamawanai
歩き疲れたら 叫びだして
あるき つかれ たら さけび だして
Aruki Tsukare tara Sakebi dashite
暗闇を恐がるような
くらやみ を こわが るような
Kurayami wo Kowaga ruyouna
子供の瞳に 映る虹は
こども の ひとみ に うつる にじ は
Kodomo no Hitomi ni Utsuru Niji ha
こわれる事を 知らない
こわれる こと を しら ない
kowareru Koto wo Shira nai
手をのばして 光りに顔を照らして
て をのばして ひかり に かお を てら して
Te wonobashite Hikari ni Kao wo Tera shite