二人して 壁にもたれて
ふたり して かべ にもたれて
Futari shite Kabe nimotarete
片膝立てたり だらりと伸ばしたり
へん ひざ たて たり だらりと のばし たり
Hen Hiza Tate tari dararito Nobashi tari
言葉がなくなったから
ことば がなくなったから
Kotoba ganakunattakara
林檎を食べながら
りんご を たべ ながら
Ringo wo Tabe nagara
蓄音機で ショパンを聴く
ちくおんき で しょぱん を きく
Chikuonki de shopan wo Kiku
このままで いいかしら
このままで いいかしら
konomamade iikashira
このままで 暮らしていて
このままで くらし ていて
konomamade Kurashi teite
未来に幸福が見えるかしら
みらい に こうふく が みえ るかしら
Mirai ni Koufuku ga Mie rukashira
ふと 心をよぎる心配も
ふと こころ をよぎる しんぱい も
futo Kokoro woyogiru Shinpai mo
いいえ いいえと首をふる
いいえ いいえと くび をふる
iie iieto Kubi wofuru
あなたは やさしい
あなたは やさしい
anataha yasashii
ショパンよりも やさしい
しょぱん よりも やさしい
shopan yorimo yasashii
壁ぞいに 場所を移して
かべ ぞいに ばしょ を うつし て
Kabe zoini Basho wo Utsushi te
あなたの隣へ いつしか身を置いて
あなたの となり へ いつしか みを おい て
anatano Tonari he itsushika Miwo Oi te
今夜も怒ったような
こんや も いかった ような
Konya mo Ikatta youna
横顔盗み見て
よこがお ぬすみ みて
Yokogao Nusumi Mite
蓄音機で ショパンを聴く
ちくおんき で しょぱん を きく
Chikuonki de shopan wo Kiku
だんまりで いいかしら
だんまりで いいかしら
danmaride iikashira
何かしら話さなくて
なにか しら はなさ なくて
Nanika shira Hanasa nakute
たしかに愛したと云えるかしら
たしかに いとし たと いえ るかしら
tashikani Itoshi tato Ie rukashira
また 囁きかける不安にも
また ささやき かける ふあん にも
mata Sasayaki kakeru Fuan nimo
いいの いいのと嘘をつく
いいの いいのと うそ をつく
iino iinoto Uso wotsuku
あなたは やさしい
あなたは やさしい
anataha yasashii
ショパンよりも やさしい
しょぱん よりも やさしい
shopan yorimo yasashii
また 囁きかける不安にも
また ささやき かける ふあん にも
mata Sasayaki kakeru Fuan nimo
いいの いいのと嘘をつく
いいの いいのと うそ をつく
iino iinoto Uso wotsuku
あなたは やさしい
あなたは やさしい
anataha yasashii
ショパンよりも やさしい
しょぱん よりも やさしい
shopan yorimo yasashii