薄暗い部屋の中
うすぐらい へや の なか
Usugurai Heya no Naka
窓から入る風が 頬をかすめて消えた
まど から いる かぜ が ほお をかすめて きえ た
Mado kara Iru Kaze ga Hoo wokasumete Kie ta
別れることはとても簡単で はかないもんだね
わかれ ることはとても かんたん で はかないもんだね
Wakare rukotohatotemo Kantan de hakanaimondane
「友達にもどろう」と
「 ともだち にもどろう 」 と
「 Tomodachi nimodorou 」 to
あの時の言葉が心を締め付ける
あの ときの ことば が こころ を しめ つける
ano Tokino Kotoba ga Kokoro wo Shime Tsukeru
君の大切な人には もうなれずに うずくまって泣いた
くん の たいせつ な にん には もうなれずに うずくまって ない た
Kun no Taisetsu na Nin niha mounarezuni uzukumatte Nai ta
時間が経てばきっと 忘れられるだろうと思ってたけど
じかん が へて ばきっと わすれ られるだろうと おもって たけど
Jikan ga Hete bakitto Wasure rarerudarouto Omotte takedo
通り過ぎる人の中 振り返っていつも 君を探してる
とおり すぎ る にん の なか ふりかえって いつも くん を さがし てる
Toori Sugi ru Nin no Naka Furikaette itsumo Kun wo Sagashi teru
忘れる事がいい事だと思う自分が悲しかった
わすれ る こと がいい こと だと おもう じぶん が かなし かった
Wasure ru Koto gaii Koto dato Omou Jibun ga Kanashi katta
涙を拭いて歩きだそう 僕のために
なみだ を ぬぐい て あるき だそう ぼく のために
Namida wo Nugui te Aruki dasou Boku notameni
夕暮れの街の隙間を 通る光が
ゆうぐれ の まち の すきま を とうる ひかり が
Yuugure no Machi no Sukima wo Touru Hikari ga
記憶の中に入って 君に変わる
きおく の なかに いっって くん に かわ る
Kioku no Nakani Itsutte Kun ni Kawa ru
あの頃の二人には もうなれずに 独りの影見つめてた
あの ごろの ふたり には もうなれずに ひとり の かげ みつ めてた
ano Gorono Futari niha mounarezuni Hitori no Kage Mitsu meteta
嫌いになろうと思う事で 君への気持ち隠してたけど
きらい になろうと おもう こと で くん への きもち かくし てたけど
Kirai ninarouto Omou Koto de Kun heno Kimochi Kakushi tetakedo
引き出しの奥にしまった 君の笑顔は僕に呼びかける
ひきだし の おく にしまった くん の えがお は ぼく に よび かける
Hikidashi no Oku nishimatta Kun no Egao ha Boku ni Yobi kakeru
撮りすぎた写真心のすみに いつも飾ってある
とり すぎた しゃしん こころ のすみに いつも かざって ある
Tori sugita Shashin Kokoro nosumini itsumo Kazatte aru
抱きしめてあげよう 遠い日々を 大事にするために
だき しめてあげよう とおい ひび を だいじ にするために
Daki shimeteageyou Tooi Hibi wo Daiji nisurutameni
忘れる事がいい事だと 思い込んで立ち止まった
わすれ る こと がいい こと だと おもいこん で たち とま った
Wasure ru Koto gaii Koto dato Omoikon de Tachi Toma tta
涙を拭いて歩きだそう 僕のために
なみだ を ぬぐい て あるき だそう ぼく のために
Namida wo Nugui te Aruki dasou Boku notameni