Lyric

小さな頃から勉強嫌いで

休みの日には限ってサッカーばかり

口笛吹いて 仲間集めて

近くの空き地に作った小さなゴール

結局あの頃 曖昧に見た空は

無邪気な僕の手のひらでは何もつかめずに

今じゃ後ろ指さされながら風にゆだねている

夢を描いたサッカー選手

大空高く蹴り上げるよ

錆びた思い出話にすがる僕をのせて

淋しくなんかないさ これからだってきっと

僕しか描けない居場所があるはずだから

夢中だった季節は時間も忘れて

知らない間につけたすり傷ばかり

冷たい風が体すりぬけ

放課後5時に見つけた小さな世界

僕らは汚れたサッカーボール持って

抱えきれない楽しさでいっぱいだった

今じゃポケットに両手入れて

同じ場所にたたずんでいる

いつか消えたすり傷の跡が

今頃になって痛みだした

だけど進むよ 溢れる涙そっと流して

言い訳なんてしないさ 無理だと言われたって

誰にも譲れない居場所を作ってみせるよ

僕らは汚れたサッカーボール持って

抱えきれない楽しさでいっぱいだった

今じゃポケットに両手入れて

同じ場所にたたずんでいる

みんなで作った小さなゴール

きれいな革靴で蹴り入れるよ

錆びた思い出話にすがる僕らのせて

淋しくなんかないさ これからだってきっと

僕しか描けない居場所があるはずだから

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