一度会って欲しいひとがいますと
いちど あって ほしい ひとがいますと
Ichido Atte Hoshii hitogaimasuto
父に手紙書いた あれは先週
ちち に てがみ かい た あれは せんしゅう
Chichi ni Tegami Kai ta areha Senshuu
迷う訳じゃないの ただ少しだけ
まよう わけ じゃないの ただ すこし だけ
Mayou Wake janaino tada Sukoshi dake
思いつめて 返事待つ日々
おもい つめて へんじ まつ ひび
Omoi tsumete Henji Matsu Hibi
親の元を離れ 暮して二年
おや の もと を はなれ くらし て にねん
Oya no Moto wo Hanare Kurashi te Ninen
そしてめぐりあった あなたのことを
そしてめぐりあった あなたのことを
soshitemeguriatta anatanokotowo
軽い気持じゃ 言えなかった今まで
かるい きもち じゃ いえ なかった いままで
Karui Kimochi ja Ie nakatta Imamade
父はどんなふうに 思ったでしょう
ちち はどんなふうに おもった でしょう
Chichi hadonnafuuni Omotta deshou
急に無口になった父に
きゅうに むくち になった ちち に
Kyuuni Mukuchi ninatta Chichi ni
はらはらしてる母が浮ぶ
はらはらしてる はは が うかぶ
haraharashiteru Haha ga Ukabu
そうよあなたを愛してから
そうよあなたを いとし てから
souyoanatawo Itoshi tekara
いつかはくると覚悟してた日
いつかはくると かくご してた にち
itsukahakuruto Kakugo shiteta Nichi
ああ だけど 私 戻れない
ああ だけど わたし もどれ ない
aa dakedo Watashi Modore nai
何があっても 戻れない
なに があっても もどれ ない
Nani gaattemo Modore nai
郵便物は 来ないはずの日曜
ゆうびんぶつ は こない はずの にちよう
Yuubinbutsu ha Konai hazuno Nichiyou
思いがけず着いた 赤い速達
おもい がけず つい た あかい そくたつ
Omoi gakezu Tsui ta Akai Sokutatsu
陽ざしうすい窓で 読んだ文字が
よう ざしうすい まど で よんだ もじ が
You zashiusui Mado de Yonda Moji ga
なぜか なぜか にじむ 冬の黄昏
なぜか なぜか にじむ ふゆ の たそがれ
nazeka nazeka nijimu Fuyu no Tasogare
一度二人でおいでとだけ
いちど ふたり でおいでとだけ
Ichido Futari deoidetodake
書かれた手紙 握りしめて
かか れた てがみ にぎり しめて
Kaka reta Tegami Nigiri shimete
すぐにあなたに 会いにゆこう
すぐにあなたに あい にゆこう
sugunianatani Ai niyukou
心の中で くり返してる
こころ の なか で くり かえし てる
Kokoro no Naka de kuri Kaeshi teru
ああ 父が許して くれました
ああ ちち が ゆるし て くれました
aa Chichi ga Yurushi te kuremashita
父が許して くれました
ちち が ゆるし て くれました
Chichi ga Yurushi te kuremashita