ご当地キャラのブームが 楽しそうだったから
ご とうち きゃら の ぶーむ が たのしそう だったから
go Touchi kyara no bu^mu ga Tanoshisou dattakara
この際はボクも個人的に この世界に降臨(おり)てみた
この きわ は ぼく も こじんてき に この せかい に こうりん ( おり ) てみた
kono Kiwa ha boku mo Kojinteki ni kono Sekai ni Kourin ( ori ) temita
最初は誰からも 相手にされなかった
さいしょ は だれか らも あいて にされなかった
Saisho ha Dareka ramo Aite nisarenakatta
勝手にイベントに出てみても 子供は逃げていった
かって に いべんと に でて みても こども は にげ ていった
Katte ni ibento ni Dete mitemo Kodomo ha Nige teitta
かなっしーね ボクはみんなに笑ってほしいだけなのに
かなっしーね ぼく はみんなに わらって ほしいだけなのに
kanasshine boku haminnani Waratte hoshiidakenanoni
かなっしーね ボクは誰かに喜んでほしかったのに
かなっしーね ぼく は だれか に よろこんで ほしかったのに
kanasshine boku ha Dareka ni Yorokonde hoshikattanoni
たまたまCMやワイドショーに出てから
たまたま CM や わいどしょー に でて から
tamatama CM ya waidosho^ ni Dete kara
日本中のキャラクターイベント 引っ張りだこになった
にほんじゅう の きゃらくたーいべんと ひっぱり だこになった
Nihonjuu no kyarakuta^ibento Hippari dakoninatta
タレントに投げられて 飛行機からダイビング
たれんと に なげ られて ひこうき から だいびんぐ
tarento ni Nage rarete Hikouki kara daibingu
カラダ中ボロボロになっても 僕は幸せだった
からだ なか ぼろぼろ になっても ぼくは しあわせ だった
karada Naka boroboro ninattemo Bokuha Shiawase datta
うれっしーね みんながボクを見れば楽しく笑ってくれる
うれっしーね みんなが ぼく を みれ ば たのし く わらって くれる
uresshine minnaga boku wo Mire ba Tanoshi ku Waratte kureru
うれっしーね ボクは誰かに笑ってほしいだけなんだ
うれっしーね ぼく は だれか に わらって ほしいだけなんだ
uresshine boku ha Dareka ni Waratte hoshiidakenanda
優しい人たちが 助けてくれたおかげで
やさしい にん たちが たすけ てくれたおかげで
Yasashii Nin tachiga Tasuke tekuretaokagede
グッズとか本とかがたくさん 店頭に並んだよ
ぐっず とか ほん とかがたくさん てんとう に ならん だよ
guzzu toka Hon tokagatakusan Tentou ni Naran dayo
有名なミュージシャンが 編曲をしてくれて
ゆうめい な みゅーじしゃん が へんきょく をしてくれて
Yuumei na myu^jishan ga Henkyoku woshitekurete
テーマ曲のCDも出たよ B面は音頭だよ
てーま きょく の CD も でた よ B めん は おんど だよ
te^ma Kyoku no CD mo Deta yo B Men ha Ondo dayo
たのっしーね みんながボクの姿を見れば集まってくる
たのっしーね みんなが ぼく の すがた を みれ ば あつま ってくる
tanosshine minnaga boku no Sugata wo Mire ba Atsuma ttekuru
たのっしーね ボクの人生で一番幸せだった
たのっしーね ぼく の じんせい で いちばん しあわせ だった
tanosshine boku no Jinsei de Ichiban Shiawase datta
ある朝のニュースで ボクに似た誰かさんが
ある あさ の にゅーす で ぼく に にた だれかさん が
aru Asa no nyu^su de boku ni Nita Darekasan ga
聞いてないイベントに出てたと 話題になっていた
きい てない いべんと に でて たと わだい になっていた
Kii tenai ibento ni Dete tato Wadai ninatteita
なりすましが出現 みんながつぶやいて
なりすましが しゅつげん みんながつぶやいて
narisumashiga Shutsugen minnagatsubuyaite
ボクに教えてくれるけれど もうどうにもならないよ
ぼく に おしえ てくれるけれど もうどうにもならないよ
boku ni Oshie tekurerukeredo moudounimonaranaiyo
おかっしーね どうしてこんな面倒なことになったのか
おかっしーね どうしてこんな めんどう なことになったのか
okasshine doushitekonna Mendou nakotoninattanoka
おかっしーね ボクはみんなと楽しんでいたいだけなのに
おかっしーね ぼく はみんなと たのし んでいたいだけなのに
okasshine boku haminnato Tanoshi ndeitaidakenanoni
ブームが過ぎ去って みんながボクを忘れた
ぶーむ が すぎ さって みんなが ぼく を わすれ た
bu^mu ga Sugi Satte minnaga boku wo Wasure ta
あれほどあった出演依頼 今では一つもない
あれほどあった しゅつえん いらい いま では ひとつ もない
arehodoatta Shutsuen Irai Ima deha Hitotsu monai
まわりの大人たちは さっさといなくなって
まわりの おとな たちは さっさといなくなって
mawarino Otona tachiha sassatoinakunatte
ボクに残されているものは 傷ついたカラダだけ
ぼく に のこさ れているものは きずつ いた からだ だけ
boku ni Nokosa reteirumonoha Kizutsu ita karada dake
さみっしーね みんなあんなにボクをちやほやしてくれたのに
さみっしーね みんなあんなに ぼく をちやほやしてくれたのに
samisshine minnaannani boku wochiyahoyashitekuretanoni
さみっしーね みんながボクを大事にしてくれていたのに
さみっしーね みんなが ぼく を だいじ にしてくれていたのに
samisshine minnaga boku wo Daiji nishitekureteitanoni
もう一度一人で イベントに出てみよう
もう いちど ひとり で いべんと に でて みよう
mou Ichido Hitori de ibento ni Dete miyou
子供が逃げ出してしまっても 踊り続けていよう
こども が にげだし てしまっても おどり つづけ ていよう
Kodomo ga Nigedashi teshimattemo Odori Tsuzuke teiyou
もう一度ここから やり直ししてみよう
もう いちど ここから やり なおし してみよう
mou Ichido kokokara yari Naoshi shitemiyou
考えてみればボクはなにも持っていなかったんだから
かんがえ てみれば ぼく はなにも もって いなかったんだから
Kangae temireba boku hananimo Motte inakattandakara
ボクは踊り続けるよ
ぼく は おどり つづけ るよ
boku ha Odori Tsuzuke ruyo