Lyric

まっすぐな道から

スクランブル交差点

下を向いてたら迷子になった

いつも同じ髪

左右ふたつ結び

いま思い切って解いてみる

夢と流れて流れて

駆け出した先に待つ

きらめく街の灯り

翻って急降下

足で空を蹴り飛ばしながら声をあげて

ほら 魔法みたい

次はじゃあね 観覧車

メインディッシュはメリーゴーラウンド

年中無休のキャメルバックの街

あなたの両手と私の両手を

合わせてみるけど ちょっと違う

同じように見えて

全然別物らしい

そんな人が集う賑やかさで

ひとりの時間も慣れて

苦手だった料理も

少しだけ上手になった

いつか今日を思い出す

恥ずかしくて火の粉が散りそうな

出来事さえもが 目映いほど

緩みのないスピードで

回転する垂直ループの日々の中は

ああ

目がまわりそうだ

目がまわりそうだ

夢と流れて流れて

灯りの中で踊ってた

あこがれと反抗の2色を濁らせたまま

あの場所を離れれば

勝手に大人になるんだと思っていたけど

まだまだみたい

翻って急降下

翻って急降下

足で空を蹴り飛ばしながら声をあげて

また ふりだしまで

何度だって飛び乗って

遠く過ぎる懐かしい道に手を振るよ

そんな

キャメルバックの

私の住む街

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