Lyric

高校出て誰よりも先に一人暮らしを始めて

吉祥寺徒歩五分のワンルームに君は住んでいたね

初めて行った一人暮らしの女の子の家が君の家で

バニラの匂いのするお香を君は焚いていたね

だからかどうか知らないが その香りを嗅ぐ度に

今でも君の事を僕は想い出すよ

君は東京 乾いた街を背に

昼も夜も飛び回り しゃれた仲間とはしゃいでいた

君は僕の想えば憧れだったんだ

無責任で自由を気取ってた君は 東京の人だった

髪の毛はいつもカットモデルですませていて

バイトは青山のカフェでウェイトレスをやっていた

彼氏は三つ年上の何とかっていうDJで

名前のある人だとかで僕に自慢していたね

縛られる物もなくて 囚われる事もなくて

勝手な君が羨ましかった

君は東京 時代を身に纏い

寝ても冷めても流行りのリズムの中で踊っていた

君は時に無邪気で残酷な天使

人前で泣くのが嫌いな君は 東京の人だった

久しぶりに君を見かけたのは新宿のアルタ前

随分と痩せ細ってた君に僕は驚いた

後から聞いた話では訳の分からないクスリにはまって

病院を行ったり来たりしてるんだってね

君よ元気で居ますか 君の歌を唄ってます

君は僕の青春だった

君は東京 乾いた街を背に

昼も夜も飛び回り 洒落た仲間とはしゃいでいた

君は僕の想えば憧れだったんだ

無責任で自由を気取ってた君は 東京の人だった

君は東京の人だった

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