木洩れ日が差す 細い坂道 駆け降りる 幼い髪
こもれび が さす こまい さかみち かけ おり る おさない かみ
Komorebi ga Sasu Komai Sakamichi Kake Ori ru Osanai Kami
聴こえるのは はしゃぎ声 日焼けした肌 見せ合いながら
きこ えるのは はしゃぎ こえ ひやけ した はだ みせ あい ながら
Kiko erunoha hashagi Koe Hiyake shita Hada Mise Ai nagara
大きな雲が 西の空に見えたら 小さな小屋の陰に隠れ
おおき な くも が にし の そら に みえ たら ちいさ な こや の いんに かくれ
Ooki na Kumo ga Nishi no Sora ni Mie tara Chiisa na Koya no Inni Kakure
夕立ちが 行き過ぎるのを 待ちながらその後の
ゆうだち が いき すぎ るのを まち ながらその のちの
Yuudachi ga Iki Sugi runowo Machi nagarasono Nochino
自分を知ることもなく
じぶん を しる こともなく
Jibun wo Shiru kotomonaku
子供達を呼ぶ 優しい声が 夕焼けに響いた頃
こどもたち を よぶ やさしい こえ が ゆうやけ に ひびい た ごろ
Kodomotachi wo Yobu Yasashii Koe ga Yuuyake ni Hibii ta Goro
時計がいらない 私達の夏の日は いつも
とけい がいらない わたしたち の なつ の にち は いつも
Tokei gairanai Watashitachi no Natsu no Nichi ha itsumo
明日が笑っていた
あした が わらって いた
Ashita ga Waratte ita
小さなバスが 家の脇道を 一日に数回通るたびに
ちいさ な ばす が いえ の わきみち を ついたち に すうかい とうる たびに
Chiisa na basu ga Ie no Wakimichi wo Tsuitachi ni Suukai Touru tabini
賑やかな街の声があの頃は 遠くて羨ましかった
にぎやか な まち の こえ があの ごろ は とおく て うらやま しかった
Nigiyaka na Machi no Koe gaano Goro ha Tooku te Urayama shikatta
冷えきった 山の湧き水に 足をつけて 西瓜を冷やして
ひえ きった やま の わき みず に あし をつけて すいか を ひや して
Hie kitta Yama no Waki Mizu ni Ashi wotsukete Suika wo Hiya shite
母が手に取る 大きな包丁が 涼し気な音を立ててた
はは が てに とる おおき な ほうちょう が すずし きな おと を たて てた
Haha ga Teni Toru Ooki na Houchou ga Suzushi Kina Oto wo Tate teta
立ちのぼっていく 薪を焚く煙が トタン屋根の上見えたら
たち のぼっていく たきぎ を たく けむり が とたん やね の うえ みえ たら
Tachi nobotteiku Takigi wo Taku Kemuri ga totan Yane no Ue Mie tara
もうすぐ花火が 川の向こう見えるから だから
もうすぐ はなび が かわ の むこう みえ るから だから
mousugu Hanabi ga Kawa no Mukou Mie rukara dakara
夜も怖くなかった
よる も こわく なかった
Yoru mo Kowaku nakatta
優しい声は 今もここにいる 何度も違う 夏を越えたけど
やさしい こえ は いま もここにいる なんど も ちがう なつ を こえ たけど
Yasashii Koe ha Ima mokokoniiru Nando mo Chigau Natsu wo Koe takedo
子供達を呼ぶ 優しい声が 夕焼けに響いた頃
こどもたち を よぶ やさしい こえ が ゆうやけ に ひびい た ごろ
Kodomotachi wo Yobu Yasashii Koe ga Yuuyake ni Hibii ta Goro
時計がいらない 私たちの夏の日は いつも
とけい がいらない わたしたち の なつ の にち は いつも
Tokei gairanai Watashitachi no Natsu no Nichi ha itsumo
明日が笑っていた
あした が わらって いた
Ashita ga Waratte ita