丘の上 雲が浮かぶ
おか の うえ くも が うか ぶ
Oka no Ue Kumo ga Uka bu
割と緩やかな風が吹いてる
わと ゆるや かな かぜ が ふい てる
Wato Yuruya kana Kaze ga Fui teru
彼は言う「僕はいつかここに2階建ての家を建てる」
かれは いう 「 ぼくは いつかここに 2 かいだて ての いえ を たて る 」
Kareha Iu 「 Bokuha itsukakokoni 2 Kaidate teno Ie wo Tate ru 」
ああ 朝晩 汗にまみれて 働く姿を見て
ああ あさばん あせ にまみれて はたらく すがた を みて
aa Asaban Ase nimamirete Hataraku Sugata wo Mite
ああ なんだかワタシも夢の途中
ああ なんだか わたし も ゆめ の とちゅう
aa nandaka watashi mo Yume no Tochuu
丘の上 響き渡る
おか の うえ ひびき わたる
Oka no Ue Hibiki Wataru
割と威勢の良い声、槌音
わと いせい の よい こえ 、 つち おと
Wato Isei no Yoi Koe 、 Tsuchi Oto
彼は言う ふるえながら「ここが君と僕の秘密基地、さ」
かれは いう ふるえながら 「 ここが くん と ぼく の ひみつきち 、 さ 」
Kareha Iu furuenagara 「 kokoga Kun to Boku no Himitsukichi 、 sa 」
不器用すぎる告白が
ぶきよう すぎる こくはく が
Bukiyou sugiru Kokuhaku ga
わたしの胸の中こだましている
わたしの むね の なか こだましている
watashino Mune no Naka kodamashiteiru
不器用すぎた告白が
ぶきよう すぎた こくはく が
Bukiyou sugita Kokuhaku ga
二日後 告別の言葉となった
ふつかご こくべつ の ことば となった
Futsukago Kokubetsu no Kotoba tonatta
落成式を 前にして彼なら
らくせいしき を まえ にして かれ なら
Rakuseishiki wo Mae nishite Kare nara
あの空の彼方へと 旅立った
あの そら の かなた へと たびだった
ano Sora no Kanata heto Tabidatta
七色の風は 何もかも奪い去って
なないろ の かぜ は なにも かも うばい さって
Nanairo no Kaze ha Nanimo kamo Ubai Satte
残された ワタシ 丘の家で ただ 立ち尽くす
のこさ れた わたし おか の いえ で ただ たち つくす
Nokosa reta watashi Oka no Ie de tada Tachi Tsukusu
ふるえてた彼の姿 重ね合わせ
ふるえてた かの すがた かさねあわせ
furueteta Kano Sugata Kasaneawase
そこからこっちを見ている気がした
そこからこっちを みて いる きが した
sokokarakotchiwo Mite iru Kiga shita
空の上 雲間から刺しこむ光が
そら の うえ くもま から さし こむ ひかり が
Sora no Ue Kumoma kara Sashi komu Hikari ga
まぶしくて懐かしくて その目を閉じていた
まぶしくて なつかし くて その め を とじ ていた
mabushikute Natsukashi kute sono Me wo Toji teita
ふるえてた彼の姿 重ね合わせ
ふるえてた かの すがた かさねあわせ
furueteta Kano Sugata Kasaneawase
そこからこっちを見ている気がしたんだ
そこからこっちを みて いる きが したんだ
sokokarakotchiwo Mite iru Kiga shitanda
夢の続き この秘密基地は
ゆめ の つづき この ひみつきち は
Yume no Tsuzuki kono Himitsukichi ha
広過ぎやしない ワタシ独りでは??ねえ、どう?なの?
ひろすぎ やしない わたし ひとり では ?? ねえ 、 どう ? なの ?
Hirosugi yashinai watashi Hitori deha ?? nee 、 dou ? nano ?
ふるえてた彼の姿 重ね合わせ
ふるえてた かの すがた かさねあわせ
furueteta Kano Sugata Kasaneawase
そこからこっちを見ている気がしたんだ
そこからこっちを みて いる きが したんだ
sokokarakotchiwo Mite iru Kiga shitanda