春になれば 今年もみんながやって来る。
はる になれば こんねん もみんながやって くる 。
Haru ninareba Konnen mominnagayatte Kuru 。
希望と不安を こぶしに強く握り締め
きぼう と ふあん を こぶしに つよく にぎり しめ
Kibou to Fuan wo kobushini Tsuyoku Nigiri Shime
夢は決して こぼさぬように、心までも固くして
ゆめ は けっして こぼさぬように 、 こころ までも かたく して
Yume ha Kesshite kobosanuyouni 、 Kokoro mademo Kataku shite
この街で暮らし始めるのね。愛おしい人よ…。
この まち で くらし はじめ るのね 。 あい おしい にん よ …。
kono Machi de Kurashi Hajime runone 。 Ai oshii Nin yo …。
私は東京・花の都
わたし は とうきょう ・ はな の みやこ
Watashi ha Toukyou ・ Hana no Miyako
そう持てはやされて 生きて来た
そう もて はやされて いき て きた
sou Mote hayasarete Iki te Kita
私は東京・母なる大地
わたし は とうきょう ・ はは なる だいち
Watashi ha Toukyou ・ Haha naru Daichi
今日からは あなたのふるさと。そう思って…。
きょう からは あなたのふるさと 。 そう おもって …。
Kyou karaha anatanofurusato 。 sou Omotte …。
春の雪に想うのは ふるさとの駅。
はる の ゆき に おもう のは ふるさとの えき 。
Haru no Yuki ni Omou noha furusatono Eki 。
…それでいい。
… それでいい 。
… soredeii 。
残して来た人が恋しくて 挫けそうになるのね。
のこし て きた にん が こいし くて くじけ そうになるのね 。
Nokoshi te Kita Nin ga Koishi kute Kujike souninarunone 。
「この街は冷たい」と言われて、
「 この まち は つめた い 」 と いわ れて 、
「 kono Machi ha Tsumeta i 」 to Iwa rete 、
いつも悲しくなるけど
いつも かなし くなるけど
itsumo Kanashi kunarukedo
泣いているのは一人じゃないと、
ない ているのは ひとり じゃないと 、
Nai teirunoha Hitori janaito 、
氣が付いてほしいから…。
きがつい てほしいから …。
Kigatsui tehoshiikara …。
私は東京・花の都
わたし は とうきょう ・ はな の みやこ
Watashi ha Toukyou ・ Hana no Miyako
そう持てはやされて 生きて来た
そう もて はやされて いき て きた
sou Mote hayasarete Iki te Kita
私は東京・母なる大地
わたし は とうきょう ・ はは なる だいち
Watashi ha Toukyou ・ Haha naru Daichi
いつでも あなたを包んでいるのよ
いつでも あなたを つつん でいるのよ
itsudemo anatawo Tsutsun deirunoyo
春を待たずに あの人は帰って行った。
はる を また ずに あの にん は かえって いった 。
Haru wo Mata zuni ano Nin ha Kaette Itta 。
からっぽの部屋の中
からっぽの へや の なか
karappono Heya no Naka
夢は置き去りのままかしら…。
ゆめ は おきざり のままかしら …。
Yume ha Okizari nomamakashira …。
悲しい記憶。私にもあるけど。虹の彼方に隠して
かなし い きおく 。 わたし にもあるけど 。 にじ の かなた に かくし て
Kanashi i Kioku 。 Watashi nimoarukedo 。 Niji no Kanata ni Kakushi te
いつの世までもここに居て、全てを見届けて行くでしょう。
いつの よ までもここに いて 、 すべて を みとどけ て いく でしょう 。
itsuno Yo mademokokoni Ite 、 Subete wo Mitodoke te Iku deshou 。
私は東京・花の都
わたし は とうきょう ・ はな の みやこ
Watashi ha Toukyou ・ Hana no Miyako
そう持てはやされて 生きて来た
そう もて はやされて いき て きた
sou Mote hayasarete Iki te Kita
私は東京・母なる大地
わたし は とうきょう ・ はは なる だいち
Watashi ha Toukyou ・ Haha naru Daichi
いつの日も あなたを 全てを 愛して…。
いつの にち も あなたを すべて を いとし て …。
itsuno Nichi mo anatawo Subete wo Itoshi te …。
傷ついたこの国も 他の国も分け隔てなく
きずつ いたこの くに も ほかの くに も わけ へだて なく
Kizutsu itakono Kuni mo Hokano Kuni mo Wake Hedate naku
私は東京・母なる大地
わたし は とうきょう ・ はは なる だいち
Watashi ha Toukyou ・ Haha naru Daichi
いつの日までも 全てを 愛して…。
いつの にち までも すべて を いとし て …。
itsuno Nichi mademo Subete wo Itoshi te …。
いついつまでも、ここに… 生きている…。
いついつまでも 、 ここに … いき ている …。
itsuitsumademo 、 kokoni … Iki teiru …。