夜はふけわたり 家までの帰り道
よる はふけわたり いえ までの かえりみち
Yoru hafukewatari Ie madeno Kaerimichi
町を見下ろす丘の上立ちどまり
まち を みおろ す おか の うえ たち どまり
Machi wo Mioro su Oka no Ue Tachi domari
はるか、かなた、月青く
はるか 、 かなた 、 がつ あおく
haruka 、 kanata 、 Gatsu Aoku
俺を照らす 街灯の下
おれ を てら す がいとう の した
Ore wo Tera su Gaitou no Shita
ベンチに座り、自分の影見つめてた。
べんち に すわり 、 じぶん の かげ みつ めてた 。
benchi ni Suwari 、 Jibun no Kage Mitsu meteta 。
あの悲しみにひとりで涙した夜もある。
あの かなしみ にひとりで なみだ した よる もある 。
ano Kanashimi nihitoride Namida shita Yoru moaru 。
やさしさもとめ、日々をうろつきまわり…
やさしさもとめ 、 ひび をうろつきまわり …
yasashisamotome 、 Hibi wourotsukimawari …
なくなよ、男よなくな。子供ら帰りし公園
なくなよ 、 おとこ よなくな 。 こども ら かえり し こうえん
nakunayo 、 Otoko yonakuna 。 Kodomo ra Kaeri shi Kouen
さうだろ?今さらどこへにげるのさ?
さうだろ ? いま さらどこへにげるのさ ?
saudaro ? Ima saradokohenigerunosa ?
どの道俺は道半ばに命燃やし尽くす
どの みち おれ は みち なかば に いのち もや し つくす
dono Michi Ore ha Michi Nakaba ni Inochi Moya shi Tsukusu
その日まで咲きつづける花となれ。
その にち まで さき つづける はな となれ 。
sono Nichi made Saki tsuzukeru Hana tonare 。
雨上がりビルの向かうには晴れた空。
あめあがり びる の むか うには はれ た そら 。
Ameagari biru no Muka uniha Hare ta Sora 。
行けよまん中、太陽がまぶしいぜ。
いけ よまん なか 、 たいよう がまぶしいぜ 。
Ike yoman Naka 、 Taiyou gamabushiize 。
おのづから歩み進め。
おのづから あゆみ すすめ 。
onozukara Ayumi Susume 。
道に咲く花のやうに本当さ、いつかこの空ひとりじめ
みち に さく はな のやうに ほんとう さ 、 いつかこの そら ひとりじめ
Michi ni Saku Hana noyauni Hontou sa 、 itsukakono Sora hitorijime
あのころキミは もとめつづけ
あのころ きみ は もとめつづけ
anokoro kimi ha motometsuzuke
遠くばかりみてゐた。
とおく ばかりみてゐた 。
Tooku bakarimiteita 。
今はもうまよはずに行けるさ
いま はもうまよはずに いけ るさ
Ima hamoumayohazuni Ike rusa
悲しみの月日があらたな歴史のシグナル
かなしみ の がっぴ があらたな れきし の しぐなる
Kanashimi no Gappi gaaratana Rekishi no shigunaru
いまからはじまる未来のあなたのシグナル
いまからはじまる みらい のあなたの しぐなる
imakarahajimaru Mirai noanatano shigunaru
今宵の月が満ち欠ける、町見下ろす丘に。
こよい の がつ が みち かけ る 、 まち みおろ す おか に 。
Koyoi no Gatsu ga Michi Kake ru 、 Machi Mioro su Oka ni 。
「どの道キミは、ひとりの男、心の花咲かせる、人であれよ」と。
「 どの みち きみ は 、 ひとりの おとこ 、 こころ の はなさき かせる 、 にん であれよ 」 と 。
「 dono Michi kimi ha 、 hitorino Otoko 、 Kokoro no Hanasaki kaseru 、 Nin deareyo 」 to 。
どの道俺は…
どの みち おれ は …
dono Michi Ore ha …