ひぐらしの坂 縁取り並ぶ
ひぐらしの さか ふちどり ならぶ
higurashino Saka Fuchidori Narabu
頭(こうべ)を垂れる 向日葵
あたま ( こうべ ) を たれ る ひまわり
Atama ( koube ) wo Tare ru Himawari
幼い頃に 見た夏雲が
おさないころ に みた なつ くも が
Osanaikoro ni Mita Natsu Kumo ga
母を心に 連れてくる
はは を こころ に つれ てくる
Haha wo Kokoro ni Tsure tekuru
痩せた気がする くせのある文字
やせ た きが する くせのある もじ
Yase ta Kiga suru kusenoaru Moji
「元気ですか」のひとこと
「 げんき ですか 」 のひとこと
「 Genki desuka 」 nohitokoto
心配ばかり かける返事は
しんぱい ばかり かける へんじ は
Shinpai bakari kakeru Henji ha
風がふたつに畳む
かぜ がふたつに たたむ
Kaze gafutatsuni Tatamu
不器用過ぎる生き方
ぶきよう すぎ る いきかた
Bukiyou Sugi ru Ikikata
時々 叱ってくれますか
ときどき しかって くれますか
Tokidoki Shikatte kuremasuka
どれだけ長い歳月(とき)が流れようと
どれだけ ながい さいげつ ( とき ) が ながれ ようと
doredake Nagai Saigetsu ( toki ) ga Nagare youto
いつまでもほどけない絆がある
いつまでもほどけない きずな がある
itsumademohodokenai Kizuna gaaru
泣きたくて 泣けるのは
なき たくて なけ るのは
Naki takute Nake runoha
その胸のなかだけです
その むね のなかだけです
sono Mune nonakadakedesu
逢わせたい人 いつかできたら
あわ せたい にん いつかできたら
Awa setai Nin itsukadekitara
すぐに教える約束
すぐに おしえ る やくそく
suguni Oshie ru Yakusoku
母を倣(なら)って 紡(つむ)ぐ幸せ
はは を ほう ( なら ) って ぼう ( つむ ) ぐ しあわせ
Haha wo Hou ( nara ) tte Bou ( tsumu ) gu Shiawase
ずっと見ていて欲しい
ずっと みて いて ほしい
zutto Mite ite Hoshii
ことばにならない気持ち
ことばにならない きもち
kotobaninaranai Kimochi
少しは わかってくれますか
すこし は わかってくれますか
Sukoshi ha wakattekuremasuka
どれだけ遥か遠く離れようと
どれだけ はるか とおく はなれ ようと
doredake Haruka Tooku Hanare youto
なによりも大切な絆がある
なによりも たいせつ な きずな がある
naniyorimo Taisetsu na Kizuna gaaru
目を閉じてたどるのは
め を とじ てたどるのは
Me wo Toji tetadorunoha
その胸の音だけです
その むね の おと だけです
sono Mune no Oto dakedesu
どれだけ長い歳月(とき)が流れようと
どれだけ ながい さいげつ ( とき ) が ながれ ようと
doredake Nagai Saigetsu ( toki ) ga Nagare youto
いつまでもほどけない絆がある
いつまでもほどけない きずな がある
itsumademohodokenai Kizuna gaaru
泣きたくて 泣けるのは
なき たくて なけ るのは
Naki takute Nake runoha
その胸のなかだけです
その むね のなかだけです
sono Mune nonakadakedesu