Lyric

ファインダーの向こう やせたビルが

背伸びをして僕をからかってる

送電線にぶらさがったままの

季節を今 切り取ってしまおう

ずれたまま それは動かない

僕はまだ夢の続きに見とれたふり

素晴らしい世界が僕に嘘をついた

あたらしい世界へ時間をそっと止めたんだ

フィルムみたいに

くすんだレンズの向こう 見慣れた空が

欠伸をして夜を連れて来たよ

乾いた喉に貼りついたままの

言葉は今 風に染み込むだけ

にじんだ月明かり たよりない闇をまとって

夢の終わりではしゃいだ へらへら笑って

美しい未来が僕を蹴り飛ばした

ふさわしい未来がそこで待っているはずなんだ

見間違いさ きっとそうだ

素晴らしい世界が僕に嘘をついた

あたらしい世界へ時間をそっと止めたんだ

素晴らしい世界へ

美しい未来へ

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