Lyric

僕は最後に見た

切れ端だけ辿って

さ迷い歩いた

道のない森を

ひとつも叶わない願いごとが

浮かんではキレイに光ってた

ふてくされた帰り道は

月が逆さに堕ちてた

映画で見た交差点で

キミを探してたんだよ

形はくずれていて

それでいて確かで

手のひらに残った

イタズラな温もり

願わくば もう一度会えないかな

今夜はずっと 流れ星を待つよ

ふたつ重ねたくちびるは

甘くも儚いイメージで

僕に鎖をかけては

離そうとしない

キミはまだ 僕を思い出せるかい

今夜もずっと 流れ星を待つよ

遠くで犬が吠えてる

それが何故かとても似合って

胸が押しつぶされそうでも

星はまだ ひとつも流れない

ふてくされた帰り道は

月が逆さに落ちてた

映画で見た交差点で

キミを探してた

キミを探してたんだよ

まだまだ待つよ

今夜は眠らず

膝をかかえて

瞬きも極力しないで

虫の声が涼し気だなんて気をとられてたら

流れ星がひとつ

群青色の空に落ちた

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