しどけなく開いたくちびる 乱れたあとの溜め息
しどけなく ひらい たくちびる みだれ たあとの ためいき
shidokenaku Hirai takuchibiru Midare taatono Tameiki
ふたりを引き裂く朝日が昇る
ふたりを ひきさく あさひ が のぼる
futariwo Hikisaku Asahi ga Noboru
閉まるドア 遠ざかる靴音をききながら
しま る どあ とおざ かる くつ おと をききながら
Shima ru doa Tooza karu Kutsu Oto wokikinagara
カラッポのあたしに明日はこないの
からっぽ のあたしに あした はこないの
karappo noatashini Ashita hakonaino
食虫花のようにあなたを捕まえて 二度と何処へも帰したくはない
しょくちゅう はな のようにあなたを つかま えて にど と どこ へも かえし たくはない
Shokuchuu Hana noyounianatawo Tsukama ete Nido to Doko hemo Kaeshi takuhanai
何が正しいかなんて知りたくもない 夢みることさえ忘れて眠るわ
なに が ただし いかなんて しり たくもない ゆめ みることさえ わすれ て ねむる わ
Nani ga Tadashi ikanante Shiri takumonai Yume mirukotosae Wasure te Nemuru wa
気やすめの言葉はなにも救えはしない
き やすめの ことば はなにも すくえ はしない
Ki yasumeno Kotoba hananimo Sukue hashinai
ふたりの秘密は誰にも言えない
ふたりの ひみつ は だれ にも いえ ない
futarino Himitsu ha Dare nimo Ie nai
閉まるドア すべてがまるで幻のように
しま る どあ すべてがまるで まぼろし のように
Shima ru doa subetegamarude Maboroshi noyouni
こぼれてゆく前にあたしは散りたい
こぼれてゆく まえ にあたしは ちり たい
koboreteyuku Mae niatashiha Chiri tai
食虫花のようにあなたを捕まえて 二度と誰にも渡したくはない
しょくちゅう はな のようにあなたを つかま えて にど と だれ にも わたし たくはない
Shokuchuu Hana noyounianatawo Tsukama ete Nido to Dare nimo Watashi takuhanai
何が正しいかなんて知りたくもない 夢みることさえ忘れて眠るわ
なに が ただし いかなんて しり たくもない ゆめ みることさえ わすれ て ねむる わ
Nani ga Tadashi ikanante Shiri takumonai Yume mirukotosae Wasure te Nemuru wa