Lyric

春水色の小雨に 揺れるワイパーのリズムが

おかしくて笑い出す君に つられて僕も咳込む

会話が途切れる度に 間が持たず焦った頃が

懐かしく思える程 今はそれも心地良く

そんな不思議な呼吸が いつまでも 続くように

君のため息も どんな生意気も許す 僕でいる

願いが叶う時を この街が待ってる

幾つもの奇跡を 当たり前に起こした あの風が

鮮やかなときめきを 選ぶ度

二人揃って心の窓を開ける

片手で持つハンドルが 決めてく今日の行き先

予定を立てない贅沢が やっと分かってきた近頃

アームレストで休める 僕の手に 重ねられた

華奢な掌が 決めてゆく この未来の行き先を

限りある永遠を 一瞬で刻めば

果てしない数の 物語が生まれる 君となら

ガイドブックは要らない 気まぐれに

降りた場所に二つの笑顔が咲く

知らない事の一つや二つは あっても良いんじゃない?

君は君だから

願いが叶う時を この街が待ってる

幾つもの奇跡を 当たり前に起こした あの風が

鮮やかなときめきを 運ぶ度

二人揃って心の窓を開ける

信じ合う呼吸が 愛を淀みなく

注いでくれるはず 大げさかな?

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