Lyric

膝をかかえて 夜明け待っている

砂混じりの景色 ぼんやりと見てた

朝のひかりが 僕の身体を

強く 苦しい程 やわらかく照らす

決して帰らない あの温かな日々

声のかぎり 叫んでも 潮風にちぎれて

君が二度と 戻りはしないと

知った僕は 消えてしまうことさえできずに

最後に君が のこしたものは

孤独という名の 癒せぬ渇き

決して帰らない あの温かな日々

声のかぎり 叫んでも 潮風にちぎれて

君に二度と 逢うことはないと

その真実に 頷くことさえもできずに

やがて立ち上がる 扉を開いて 今

呼び戻す波の音に 背を向けて

胸の内に 残した痛みを

ためらうことなく この海に投げ捨てて

僕が全て 失くしたのならば

顔を上げて このまま 風に吹かれて歩こう

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