Lyric

夜のニュースでは新しい年の話題で

明日のお天気もろくに伝えやしない

短い休みは家の中で過ごした

ポストの中には4、5枚の年賀状…

通りすぎていく時間 止まったままの日々

あの日のぼくと友達になってくれた人

名前も知らずにそれきりになった人

屁理屈ばかりで、吐き捨てたぼくの言葉を

あきれた笑顔で許してくれた人

いまさら便りのひとつ 書けるわけもないし…

たとえば夜の地下鉄で 誰もいない雨の公園で

ぼくはもう一度だけ 君にあえるかな…

カラぶりばかりで、みんなは笑っていたけれど

電話の向こう側で味方してくれたこと

他人のせいにして、うつむくぼくの背中を

あの時無神経に押してくれたこと

やさしい人ばかりに出会ったわけじゃないけど

たとえば朝のバス停で ずっとあかない踏切で

ぼくはもう一度だけ あなたにあえるかな…

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