今日 母親がかってきた 赤くて大きなブラインドは
きょう ははおや がかってきた あかく て おおき な ぶらいんど は
Kyou Hahaoya gakattekita Akaku te Ooki na buraindo ha
午後の日射しをさえぎって 部屋中を赤くぬりつぶした
ごご の ひざし をさえぎって へやじゅう を あかく ぬりつぶした
Gogo no Hizashi wosaegitte Heyajuu wo Akaku nuritsubushita
誰もそんなこと望んでるわけじゃないのに…
だれも そんなこと のぞん でるわけじゃないのに …
Daremo sonnakoto Nozon deruwakejanainoni …
赤い 赤い 流れる血より赤い
あかい あかい ながれ る ち より あかい
Akai Akai Nagare ru Chi yori Akai
となりの部屋でねむっている 父親をおこしにいくけれど
となりの へや でねむっている ちちおや をおこしにいくけれど
tonarino Heya denemutteiru Chichioya wookoshiniikukeredo
雨戸が全部しまっていて どこにいるのかもわからない
あまど が ぜんぶ しまっていて どこにいるのかもわからない
Amado ga Zenbu shimatteite dokoniirunokamowakaranai
ぼくのかわりに誰かがおこせばいいのに…
ぼくのかわりに だれか がおこせばいいのに …
bokunokawarini Dareka gaokosebaiinoni …
くらい くらい 夜のヤミよりくらい
くらい くらい よる の やみ よりくらい
kurai kurai Yoru no yami yorikurai
ぼくらはいつか気付いてしまう キズつけあってこわれてしまう
ぼくらはいつか きづい てしまう きず つけあってこわれてしまう
bokurahaitsuka Kizui teshimau kizu tsukeattekowareteshimau
何もない 日曜日の午後
なにも ない にちようび の ごご
Nanimo nai Nichiyoubi no Gogo
それはぼくの思い過ごし わるいことばかり思いつく
それはぼくの おもい すご し わるいことばかり おもい つく
sorehabokuno Omoi Sugo shi waruikotobakari Omoi tsuku
いつもの 日曜日の午後
いつもの にちようび の ごご
itsumono Nichiyoubi no Gogo
ほんのささいな問題で ふさぎこむのはもう沢山だ
ほんのささいな もんだい で ふさぎこむのはもう たくさん だ
honnosasaina Mondai de fusagikomunohamou Takusan da
いつかは消えてしまうこと しぬまでついてまわること
いつかは きえ てしまうこと しぬまでついてまわること
itsukaha Kie teshimaukoto shinumadetsuitemawarukoto
いつもカバンがおもくて うでがしびれてしまう…
いつも かばん がおもくて うでがしびれてしまう …
itsumo kaban gaomokute udegashibireteshimau …
とおい とおい 見えないくらとおい
とおい とおい みえ ないくらとおい
tooi tooi Mie naikuratooi
ぼくらはいつか気付いてしまう キズつけあってこわれてしまう
ぼくらはいつか きづい てしまう きず つけあってこわれてしまう
bokurahaitsuka Kizui teshimau kizu tsukeattekowareteshimau
何もない 日曜日の午後
なにも ない にちようび の ごご
Nanimo nai Nichiyoubi no Gogo
それはぼくの思い過ごし わるいことばかり思いつく
それはぼくの おもい すご し わるいことばかり おもい つく
sorehabokuno Omoi Sugo shi waruikotobakari Omoi tsuku
いつもの 日曜日の午後
いつもの にちようび の ごご
itsumono Nichiyoubi no Gogo