Lyric

どこかで見覚えのある 青白い男が

その朝 ぼくのアパートのチャイムを こわれるくらい鳴らした

寝ぼけた目を少し開け 居留守を装うと

ドアのノブを何十回も ガチャガチャとまわしているんだ

"おれの大事なものを返してほしいんだ!"

"そこにいることはわかっているんだ!"

正午を過ぎた後もまだ ドアの外に立っている

誰かの大事なものを 奪った覚えなどないし…

そう、むしろ色んなことを 犠牲にしてまで

つまらない奴相手に ガマンをしてきたっていうのに…

"今すぐこのドアをあければいいんだ!"

"このまま君に殺されたくないんだ!"

"おれの大事なものを返してほしいんだ!"

"そこにいることはわかっているんだ!"

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