昔から何かをしようとすると決まっていつでも水を差される
むかし から なにか をしようとすると きま っていつでも みず を ささ れる
Mukashi kara Nanika woshiyoutosuruto Kima tteitsudemo Mizu wo Sasa reru
何気ない風景に紛れて一人 雨が降る駅で旅立ちを待っていた
なにげな い ふうけい に まぎれ て ひとり あめ が ふる えき で たびだち を まって いた
Nanigena i Fuukei ni Magire te Hitori Ame ga Furu Eki de Tabidachi wo Matte ita
笑っている人 急いでいる人 寄り添うカップル 無邪気にはしゃぐ子供たち
わらって いる にん いそい でいる にん より そう かっぷる むじゃき にはしゃぐ こども たち
Waratte iru Nin Isoi deiru Nin Yori Sou kappuru Mujaki nihashagu Kodomo tachi
それぞれ荷物を抱え目指している場所へと向かっていく 今日もまた
それぞれ にもつ を だえ めざし ている ばしょ へと むか っていく きょう もまた
sorezore Nimotsu wo Dae Mezashi teiru Basho heto Muka tteiku Kyou momata
スカーレットの電車はホームに着き いくつもの人生を乗せて運ぶ
すかーれっと の でんしゃ は ほーむ に つき いくつもの じんせい を のせ て はこぶ
suka^retto no Densha ha ho^mu ni Tsuki ikutsumono Jinsei wo Nose te Hakobu
カバンに詰めた希望と期待、それに不安を少し隠し持って
かばん に づめ た きぼう と きたい 、 それに ふあん を すこし かくし もって
kaban ni Zume ta Kibou to Kitai 、 soreni Fuan wo Sukoshi Kakushi Motte
しばらく帰らないって誓ったんだ
しばらく かえら ないって ちかった んだ
shibaraku Kaera naitte Chikatta nda
窓を伝う無数の雫が枝分かれして過去へ流れていく
まど を つたう むすう の しずく が えだわか れして かこ へ ながれ ていく
Mado wo Tsutau Musuu no Shizuku ga Edawaka reshite Kako he Nagare teiku
これから僕が進もうとしている道はどれほど長くて どこに辿り着くんだろう
これから ぼく が すすも うとしている みち はどれほど ながく て どこに たどり つく んだろう
korekara Boku ga Susumo utoshiteiru Michi hadorehodo Nagaku te dokoni Tadori Tsuku ndarou
人は皆 幻想を語り 叶わぬ夢と置き去りにするけれど
にん は みな げんそう を かたり かなわ ぬ ゆめ と おきざり にするけれど
Nin ha Mina Gensou wo Katari Kanawa nu Yume to Okizari nisurukeredo
僕は抱きしめていこう 馬鹿げた衝動が未来を照らすと 信じながら
ぼくは だき しめていこう ばか げた しょうどう が みらい を てら すと しんじ ながら
Bokuha Daki shimeteikou Baka geta Shoudou ga Mirai wo Tera suto Shinji nagara
小さな頃クレヨンで描いていた果てしなく空想のような世界も
ちいさ な ごろ くれよん で えがい ていた はて しなく くうそう のような せかい も
Chiisa na Goro kureyon de Egai teita Hate shinaku Kuusou noyouna Sekai mo
今の僕を形成り上げている大事な一欠片だって
いま の ぼく を けいせい り あげ ている だいじ な いち けつ かただ って
Ima no Boku wo Keisei ri Age teiru Daiji na Ichi Ketsu Katada tte
そう自信を持って言えるよ
そう じしん を もって いえ るよ
sou Jishin wo Motte Ie ruyo
"可能性"っていうものはずっと無限だとは思わない
" かのうせい " っていうものはずっと むげん だとは おもわ ない
" Kanousei " tteiumonohazutto Mugen datoha Omowa nai
駆け出すそのスピードに広がるイメージを
かけ だす その すぴーど に ひろが る いめーじ を
Kake Dasu sono supi^do ni Hiroga ru ime^ji wo
そしてまたスピードを
そしてまた すぴーど を
soshitemata supi^do wo
上げていく
あげ ていく
Age teiku
スカーレットの電車は僕を運ぶ ためらわずまだ知らない場所へと
すかーれっと の でんしゃ は ぼく を はこぶ ためらわずまだ しら ない ばしょ へと
suka^retto no Densha ha Boku wo Hakobu tamerawazumada Shira nai Basho heto
雨の止んだ生まれた街にそっと「さよなら」つぶやいて
あめ の やん だ うまれ た まち にそっと 「 さよなら 」 つぶやいて
Ame no Yan da Umare ta Machi nisotto 「 sayonara 」 tsubuyaite
次第に遠ざかって 見えなくなった
しだい に とおざかって みえ なくなった
Shidai ni Toozakatte Mie nakunatta
東京は今頃 青空が広がっているだろう
とうきょう は いまごろ あおぞら が ひろが っているだろう
Toukyou ha Imagoro Aozora ga Hiroga tteirudarou