遠く
とおく
Tooku
どこまででも続いて行く空
どこまででも つづい て いく そら
dokomadedemo Tsuzui te Iku Sora
君を失くしてから
くん を なく してから
Kun wo Naku shitekara
いつもの景色がよけいに
いつもの けしき がよけいに
itsumono Keshiki gayokeini
色濃く映り込むから
いろこく うつり こむ から
Irokoku Utsuri Komu kara
僕は目を閉じてしまう
ぼくは め を とじ てしまう
Bokuha Me wo Toji teshimau
鳴り止まない僕の鼓動
なり とま ない ぼく の こどう
Nari Toma nai Boku no Kodou
君を追って行けばよかったのに
くん を おって いけ ばよかったのに
Kun wo Otte Ike bayokattanoni
何も言わない入道雲
なにも いわ ない にゅうどうぐも
Nanimo Iwa nai Nyuudougumo
あらいざらい消し去ってほしい
あらいざらい けし さって ほしい
araizarai Keshi Satte hoshii
雨待ち風、
あめ まち かぜ 、
Ame Machi Kaze 、
ほほをなでていく
ほほをなでていく
hohowonadeteiku
蜃気楼に溶けていく
しんきろう に とけ ていく
Shinkirou ni Toke teiku
蝉達の叫び
せみ たち の さけび
Semi Tachi no Sakebi
ここに生きている、と
ここに いき ている 、 と
kokoni Iki teiru 、 to
その身を削って伝えてる
その みを けずって つたえ てる
sono Miwo Kezutte Tsutae teru
僕のかすれた声も君に届けばいいのに
ぼく のかすれた こえ も くん に とどけ ばいいのに
Boku nokasureta Koe mo Kun ni Todoke baiinoni
夕立から逃げた時に
ゆうだち から にげ た ときに
Yuudachi kara Nige ta Tokini
はぐれないようにつないだ手も
はぐれないようにつないだ て も
hagurenaiyounitsunaida Te mo
光の中戯れて
ひかり の なか たわむれ て
Hikari no Naka Tawamure te
何度も呼んだ君の名前も
なんど も よん だ くん の なまえ も
Nando mo Yon da Kun no Namae mo
まぶたの向こう側
まぶたの むこう がわ
mabutano Mukou Gawa
歪んでく
ひずん でく
Hizun deku
鳴り止まない僕の鼓動
なり とま ない ぼく の こどう
Nari Toma nai Boku no Kodou
君を追って行けばよかったのに
くん を おって いけ ばよかったのに
Kun wo Otte Ike bayokattanoni
何も言わない入道雲
なにも いわ ない にゅうどうぐも
Nanimo Iwa nai Nyuudougumo
あらいざらい消し去ってすぐに
あらいざらい けし さって すぐに
araizarai Keshi Satte suguni
ひからびてた毎日よ
ひからびてた まいにち よ
hikarabiteta Mainichi yo
音を立てて剥がれ落ちていけ
おと を たて て はが れ おち ていけ
Oto wo Tate te Haga re Ochi teike
声を張り上げて
こえ を はり あげ て
Koe wo Hari Age te
君の名前をもう一度
くん の なまえ をもう いちど
Kun no Namae womou Ichido
この空へ
この そら へ
kono Sora he
雨待ち風、
あめ まち かぜ 、
Ame Machi Kaze 、
ほほをなでていく
ほほをなでていく
hohowonadeteiku