夏の化粧が落ちてく、僕はきっと気づかない。
なつ の けしょう が おち てく 、 ぼくは きっと きづ かない 。
Natsu no Keshou ga Ochi teku 、 Bokuha kitto Kizu kanai 。
遣り残したことだらけ、気づく暇なんてない。
やり のこした ことだらけ 、 きづ く ひま なんてない 。
Yari Nokoshita kotodarake 、 Kizu ku Hima nantenai 。
いつも最後尾を飛ぶ、僕は何も分かってない。
いつも さいこうび を とぶ 、 ぼくは なにも わか ってない 。
itsumo Saikoubi wo Tobu 、 Bokuha Nanimo Waka ttenai 。
「いまいちな体調かな?」それも言い訳になる。
「 いまいちな たいちょう かな ? 」 それも いいわけ になる 。
「 imaichina Taichou kana ? 」 soremo Iiwake ninaru 。
重すぎる言葉、受け止めきれず困って。
おもす ぎる ことば 、 うけ とめ きれず こまって 。
Omosu giru Kotoba 、 Uke Tome kirezu Komatte 。
いつだって、人々は、理解しあえずに果てる。
いつだって 、 ひとびと は 、 りかい しあえずに はて る 。
itsudatte 、 Hitobito ha 、 Rikai shiaezuni Hate ru 。
寄り添って、飛ぶけれど、いつの間にかひとりぼっち。
よりそって 、 とぶ けれど 、 いつの まに かひとりぼっち 。
Yorisotte 、 Tobu keredo 、 itsuno Mani kahitoribotchi 。
君の大切な人が、亡くなったそんな日でも。
くん の たいせつ な にん が 、 なく なったそんな にち でも 。
Kun no Taisetsu na Nin ga 、 Naku nattasonna Nichi demo 。
僕は何食わぬ顔で、もくもくと食事する。
ぼくは なに くわ ぬ かお で 、 もくもくと しょくじ する 。
Bokuha Nani Kuwa nu Kao de 、 mokumokuto Shokuji suru 。
人間って残酷で、受け止めきった気になる。
にんげん って ざんこく で 、 うけ とめ きった きに なる 。
Ningen tte Zankoku de 、 Uke Tome kitta Kini naru 。
いつだって、人々は、理解しようと思わない。
いつだって 、 ひとびと は 、 りかい しようと おもわ ない 。
itsudatte 、 Hitobito ha 、 Rikai shiyouto Omowa nai 。
寄り添って、飛ぶけれど、群れの心地良さに寝る。
よりそって 、 とぶ けれど 、 むれ の ここち よさ に ねる 。
Yorisotte 、 Tobu keredo 、 Mure no Kokochi Yosa ni Neru 。
今も。
いま も 。
Ima mo 。
君だって、もし僕の、親が減っても気づかない。
くん だって 、 もし ぼく の 、 おや が へって も きづ かない 。
Kun datte 、 moshi Boku no 、 Oya ga Hette mo Kizu kanai 。
僕だって、ただ君が、泣く夜何も出来ない。
ぼく だって 、 ただ くん が 、 なく よる なにも できな い 。
Boku datte 、 tada Kun ga 、 Naku Yoru Nanimo Dekina i 。
冷たくて、分かってて、それでも近くにいたいよ。
つめた くて 、 わか ってて 、 それでも ちかく にいたいよ 。
Tsumeta kute 、 Waka ttete 、 soredemo Chikaku niitaiyo 。
歌だけは、平等に、せめて届きますように。
うた だけは 、 びょうどう に 、 せめて とどき ますように 。
Uta dakeha 、 Byoudou ni 、 semete Todoki masuyouni 。
今は。
いま は 。
Ima ha 。