君はたまにとても苦しそうに笑うね
くん はたまにとても くるし そうに わらう ね
Kun hatamanitotemo Kurushi souni Warau ne
きっとずいぶん無理をして強がって
きっとずいぶん むり をして つよが って
kittozuibun Muri woshite Tsuyoga tte
人の分まで傷ついてきたんだね
にん の ふん まで きずつ いてきたんだね
Nin no Fun made Kizutsu itekitandane
君の傷の理由など僕には解らないけど
くん の きず の りゆう など ぼく には わから ないけど
Kun no Kizu no Riyuu nado Boku niha Wakara naikedo
それでも本当は君は
それでも ほんとう は くん は
soredemo Hontou ha Kun ha
泣きたいんじゃないのかい?
なき たいんじゃないのかい ?
Naki tainjanainokai ?
僕は神様じゃないから
ぼくは かみさま じゃないから
Bokuha Kamisama janaikara
なにもできないけど
なにもできないけど
nanimodekinaikedo
もしも君の涙に痛みが溶けていくなら
もしも くん の なみだ に いたみ が とけ ていくなら
moshimo Kun no Namida ni Itami ga Toke teikunara
静かに聴いてるから
しずか に きい てるから
Shizuka ni Kii terukara
涙も拭いてあげるから
なみだ も ぬぐい てあげるから
Namida mo Nugui teagerukara
涙を馬鹿になどしないから
なみだ を ばか になどしないから
Namida wo Baka ninadoshinaikara
覚えているかい
おぼえ ているかい
Oboe teirukai
君が生まれたときの事を
くん が うまれ たときの こと を
Kun ga Umare tatokino Koto wo
生きるために声をあげ
いき るために こえ をあげ
Iki rutameni Koe woage
生きるために立ち上がっただろう
いき るために たちあが っただろう
Iki rutameni Tachiaga ttadarou
だから今君が流した涙は
だから いま くん が ながし た なみだ は
dakara Ima Kun ga Nagashi ta Namida ha
また君が立ち上がるための力になるんだ
また くん が たちあが るための ちから になるんだ
mata Kun ga Tachiaga rutameno Chikara ninarunda
決して弱虫なんかじゃないんだ
けっして よわむし なんかじゃないんだ
Kesshite Yowamushi nankajanainda
あまりに安っぽい例え話だけど
あまりに やすっぽい たとえばなし だけど
amarini Yasuppoi Tatoebanashi dakedo
曇り空も晴れた空も同じ空であるように
くもり そら も はれ た そら も おなじ そら であるように
Kumori Sora mo Hare ta Sora mo Onaji Sora dearuyouni
笑い声も涙さえも
わらい こえ も なみだ さえも
Warai Koe mo Namida saemo
大事な君自身の
だいじ な くん じしん の
Daiji na Kun Jishin no
君らしさに違いないのだと僕は思う
くん らしさに ちがい ないのだと ぼくは おもう
Kun rashisani Chigai nainodato Bokuha Omou
誰が何を言おうとも僕はそう思う
だれが なにを いお うとも ぼくは そう おもう
Darega Naniwo Io utomo Bokuha sou Omou
どれだけ強がって 自分にうそをついて
どれだけ つよが って じぶん にうそをついて
doredake Tsuyoga tte Jibun niusowotsuite
孤独を押し殺して
こどく を おし ころし て
Kodoku wo Oshi Koroshi te
笑いつづけてきたんだ
わらい つづけてきたんだ
Warai tsuzuketekitanda
僕は何もできないけど
ぼくは なにも できないけど
Bokuha Nanimo dekinaikedo
傷みさえ知り得ないけど
いたみ さえ しり えな いけど
Itami sae Shiri Ena ikedo
今はここにいるから
いま はここにいるから
Ima hakokoniirukara
それしかできないから
それしかできないから
soreshikadekinaikara
今君が泣けてよかった
いま くん が なけ てよかった
Ima Kun ga Nake teyokatta