梅雨入りの陽、が
つゆいり りの よう 、 が
Tsuyuiri rino You 、 ga
こんな短いものと思わなかった。
こんな みじかい ものと おもわ なかった 。
konna Mijikai monoto Omowa nakatta 。
あなた、の腕の
あなた 、 の うで の
anata 、 no Ude no
五分進んだ時計にも慣れてた。
ごぶ すすん だ とけい にも なれ てた 。
Gobu Susun da Tokei nimo Nare teta 。
カンカン帽に隠れるようにそっと二つ重なる。
かんかん ぼう に かくれ るようにそっと ふたつ おもな る 。
kankan Bou ni Kakure ruyounisotto Futatsu Omona ru 。
待ち焦がれてた意地悪な甘さ、を
まちこが れてた いじわる な あまさ 、 を
Machikoga reteta Ijiwaru na Amasa 、 wo
もう一つねだった。
もう ひとつ ねだった 。
mou Hitotsu nedatta 。
そのうちより今のうち
そのうちより いま のうち
sonouchiyori Ima nouchi
この気持ちも今のうち
この きもち も いま のうち
kono Kimochi mo Ima nouchi
淡く、あわく、翡翠のよう
たん く 、 あわく 、 ひすい のよう
Tan ku 、 awaku 、 Hisui noyou
いつかじゃなく今がいい
いつかじゃなく いま がいい
itsukajanaku Ima gaii
あなたがくれた確かな言葉
あなたがくれた たしか な ことば
anatagakureta Tashika na Kotoba
宝石よりも重く。
ほうせき よりも おもく 。
Houseki yorimo Omoku 。
永遠、だけは見えないものだから
えいえん 、 だけは みえ ないものだから
Eien 、 dakeha Mie naimonodakara
無いのかもしれない。
ない のかもしれない 。
Nai nokamoshirenai 。
何を疑わず何を信じきれずにいるのか
なにを うたがわ ず なにを しんじ きれずにいるのか
Naniwo Utagawa zu Naniwo Shinji kirezuniirunoka
この流れぬ悩み、からは
この ながれ ぬ なやみ 、 からは
kono Nagare nu Nayami 、 karaha
一度さえも出られず。
いちど さえも でら れず 。
Ichido saemo Dera rezu 。
しとしと降る雨が 少しだけやむまでを待って
しとしと ふる あめ が すこし だけやむまでを まって
shitoshito Furu Ame ga Sukoshi dakeyamumadewo Matte
振り向くのを期待して もう一つをねだった
ふりむく のを きたいし て もう ひとつ をねだった
Furimuku nowo Kitaishi te mou Hitotsu wonedatta
私たちは今のうち
わたしたち は いま のうち
Watashitachi ha Ima nouchi
この気持ちも今のうち
この きもち も いま のうち
kono Kimochi mo Ima nouchi
儚い、はかない、翡翠のよう
はかない 、 はかない 、 ひすい のよう
Hakanai 、 hakanai 、 Hisui noyou
いつかじゃなく今がいい
いつかじゃなく いま がいい
itsukajanaku Ima gaii
そのうちより今のうち
そのうちより いま のうち
sonouchiyori Ima nouchi
この気持ちも今のうち
この きもち も いま のうち
kono Kimochi mo Ima nouchi
淡く、あわく、翡翠のよう
たん く 、 あわく 、 ひすい のよう
Tan ku 、 awaku 、 Hisui noyou
いつかじゃなく今がいい
いつかじゃなく いま がいい
itsukajanaku Ima gaii