鍵は掛けていないのに開けない扉のなかは
かぎ は かけ ていないのに ひらけ ない とびら のなかは
Kagi ha Kake teinainoni Hirake nai Tobira nonakaha
まっくらに霞んでいる瞼の裏のよう
まっくらに かすん でいる まぶた の うら のよう
makkurani Kasun deiru Mabuta no Ura noyou
きっときらきらと吸いつくように
きっときらきらと すい つくように
kittokirakirato Sui tsukuyouni
結ばれていくんでしょ?
むすば れていくんでしょ ?
Musuba reteikundesho ?
目も開けられないくらい輝いて
め も ひらけ られないくらい かがやい て
Me mo Hirake rarenaikurai Kagayai te
星降る夜には、馬車が走って
ほしふる よる には 、 ばしゃ が はしって
Hoshifuru Yoru niha 、 Basha ga Hashitte
涼しい夜風が、背中を押すのね
すずし い よる かぜ が 、 せなか を おす のね
Suzushi i Yoru Kaze ga 、 Senaka wo Osu none
ほんとは淋しいのに、硝子の靴は
ほんとは さびし いのに 、 がらす の くつ は
hontoha Sabishi inoni 、 Garasu no Kutsu ha
ここじゃないどこかに
ここじゃないどこかに
kokojanaidokokani
鍵をかけなかったのはあなた? それともわたし?
かぎ をかけなかったのはあなた ? それともわたし ?
Kagi wokakenakattanohaanata ? soretomowatashi ?
まっくらに霞んでいる
まっくらに かすん でいる
makkurani Kasun deiru
「ここじゃないどこかにいくの」
「 ここじゃないどこかにいくの 」
「 kokojanaidokokaniikuno 」
だって、きらきらと吸いつくように
だって 、 きらきらと すい つくように
datte 、 kirakirato Sui tsukuyouni
結ばれて愛し合うのよ
むすば れて いとし あう のよ
Musuba rete Itoshi Au noyo
愛してくれる人を、愛したいじゃない
いとし てくれる にん を 、 いとし たいじゃない
Itoshi tekureru Nin wo 、 Itoshi taijanai
なんにも知らないのに、欲しがっているの
なんにも しら ないのに 、 ほし がっているの
nannimo Shira nainoni 、 Hoshi gatteiruno
無責任にわらう、硝子の靴さえ
むせきにん にわらう 、 がらす の くつ さえ
Musekinin niwarau 、 Garasu no Kutsu sae
なんにも知らないのに、信じていたいのよ
なんにも しら ないのに 、 しんじ ていたいのよ
nannimo Shira nainoni 、 Shinji teitainoyo
ほんとは見つめている、開かない扉を
ほんとは みつ めている 、 ひらか ない とびら を
hontoha Mitsu meteiru 、 Hiraka nai Tobira wo
きらきらと輝いて…ねぇ、照らして
きらきらと かがやい て … ねぇ 、 てら して
kirakirato Kagayai te … nee 、 Tera shite
そっと扉を開いて、瞳を閉じたら
そっと とびら を ひらい て 、 ひとみ を とじ たら
sotto Tobira wo Hirai te 、 Hitomi wo Toji tara
どこかへ、わたしもつれてって
どこかへ 、 わたしもつれてって
dokokahe 、 watashimotsuretette