Lyric

あの遠くはりめぐらせた 妙な柵のそこかしこから

今日も銃声は鳴り響く 夜明け前から

目を覚まされた鳥たちが 燃え立つように舞い上がる

その音に驚かされて 赤ん坊が泣く

たとえ どんな名前で呼ばれるときも

花は香り続けるだろう

たとえ どんな名前の人の庭でも

花は香り続けるだろう

私の中の父の血と 私の中の母の血と

どちらか選ばせるように 柵は伸びてゆく

たとえ どんな名前で呼ばれるときも

花は香り続けるのだろう

たとえ どんな名前の人の庭でも

花は香り続けるのだろう

あのひまわりに訊きにゆけ

どこにでも降り注ぎうるものはないかと

だれにでも降り注ぐ愛はないかと

たとえ どんな名前で呼ばれるときも

花は香り続けるのだろう

たとえ どんな名前の人の庭でも

花は香り続けるのだろう

たとえ どんな名前で呼ばれるときも

花は香り続けるのだろう

たとえ どんな名前の人の庭でも

花は香り続けるのだろう

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