「ごらんよ あれがつまり遊び女(め)って奴さ
「 ごらんよ あれがつまり あそびめ ( め ) って やつ さ
「 goranyo aregatsumari Asobime ( me ) tte Yatsu sa
声をかけてみなよ すぐについて来るぜ
こえ をかけてみなよ すぐについて くる ぜ
Koe wokaketeminayo sugunitsuite Kuru ze
掃除が必要なのさ
そうじ が ひつよう なのさ
Souji ga Hitsuyou nanosa
この街はいつでも人並みに生きていく働き者たちの
この まち はいつでも ひとなみ みに いき ていく はたらき もの たちの
kono Machi haitsudemo Hitonami mini Iki teiku Hataraki Mono tachino
ためにあるのだから」
ためにあるのだから 」
tameniarunodakara 」
街を歩けば人がみんな振り返る
まち を あるけ ば にん がみんな ふりかえる
Machi wo Aruke ba Nin gaminna Furikaeru
そんな望みを夢みたことなかったかしら子供の頃
そんな のぞみ を ゆめ みたことなかったかしら こども の ごろ
sonna Nozomi wo Yume mitakotonakattakashira Kodomo no Goro
街じゅうにある街灯に私のポスター
まち じゅうにある がいとう に わたし の ぽすたー
Machi juuniaru Gaitou ni Watashi no posuta^
小さな子でさえ私のこと知っていて呼びかけるの
ちいさ な こ でさえ わたし のこと しって いて よび かけるの
Chiisa na Ko desae Watashi nokoto Shitte ite Yobi kakeruno
「バ・イ・タ」
「 ば ・ い ・ た 」
「 ba ・ i ・ ta 」
「ごらんよ子供たち ああなっちゃ終わりさ
「 ごらんよ こども たち ああなっちゃ おわり さ
「 goranyo Kodomo tachi aanatcha Owari sa
奔放な暮らしの末路を見るがいい
ほんぽう な くらし の まつろ を みる がいい
Honpou na Kurashi no Matsuro wo Miru gaii
近づくんじゃないよ 病気かもしれない
ちかづ くんじゃないよ びょうき かもしれない
Chikazu kunjanaiyo Byouki kamoshirenai
耳を貸すんじゃない 呪いをかけられるよ」
みみ を かす んじゃない のろい をかけられるよ 」
Mimi wo Kasu njanai Noroi wokakerareruyo 」
緑為す春の夜に 私は
みどり なす はる の よる に わたし は
Midori Nasu Haru no Yoru ni Watashi ha
ひとりぽっちさまよってた
ひとりぽっちさまよってた
hitoripotchisamayotteta
愛だけを望む度
めだ けを のぞむ ど
Meda kewo Nozomu Do
愛を持たない人だけが何故よびとめるの
あい を もた ない にん だけが なぜ よびとめるの
Ai wo Mota nai Nin dakega Naze yobitomeruno
「ごらんよ あれがつまりごろつきって奴さ
「 ごらんよ あれがつまりごろつきって やつ さ
「 goranyo aregatsumarigorotsukitte Yatsu sa
話はホラばかり 血筋はノラ犬並み
はなし は ほら ばかり ちすじ は のら いぬ なみ
Hanashi ha hora bakari Chisuji ha nora Inu Nami
掃除が必要なのさ
そうじ が ひつよう なのさ
Souji ga Hitsuyou nanosa
この街はいつでも人並みに生きていく働き者たちの
この まち はいつでも ひとなみ みに いき ていく はたらき もの たちの
kono Machi haitsudemo Hitonami mini Iki teiku Hataraki Mono tachino
ためにあるのだから」
ためにあるのだから 」
tameniarunodakara 」
街じゅうにあるどんな店に入っても
まち じゅうにあるどんな みせ に いっって も
Machi juuniarudonna Mise ni Itsutte mo
誰かがきっと席をあけて招いてくれる おとぎばなし
だれか がきっと せき をあけて まねい てくれる おとぎばなし
Dareka gakitto Seki woakete Manei tekureru otogibanashi
夢は叶って 誰もが席をたつ
ゆめ は かなって だれも が せき をたつ
Yume ha Kanatte Daremo ga Seki wotatsu
まるで汚れた風を吸わぬために逃げだすかのように急いで
まるで よごれ た かぜ を すわ ぬために にげ だすかのように いそい で
marude Yogore ta Kaze wo Suwa nutameni Nige dasukanoyouni Isoi de
緑為す春の夜に あなたは
みどり なす はる の よる に あなたは
Midori Nasu Haru no Yoru ni anataha
傷ついてさまよってた
きずつ いてさまよってた
Kizutsu itesamayotteta
誰からも聞こえない胸の奥のため息が
だれか らも きこ えない むね の おく のため いき が
Dareka ramo Kiko enai Mune no Oku notame Iki ga
私には聞こえた
わたし には きこ えた
Watashi niha Kiko eta
緑為す春の夜に ふたりは
みどり なす はる の よる に ふたりは
Midori Nasu Haru no Yoru ni futariha
凍えきってめぐりあった
こごえ きってめぐりあった
Kogoe kittemeguriatta
与えあう何ものも残ってはいないけど
あたえ あう なにも のも のこって はいないけど
Atae au Nanimo nomo Nokotte hainaikedo
もう二度と傷つかないで
もう にど と きずつ かないで
mou Nido to Kizutsu kanaide
耳を疑うほどに 他人(ひと)は喜んでいた
みみ を うたがう ほどに たにん ( ひと ) は よろこんで いた
Mimi wo Utagau hodoni Tanin ( hito ) ha Yorokonde ita
「まとめて片付く 早く旅立つがいい」
「 まとめて かたづく はやく たびだつ がいい 」
「 matomete Katazuku Hayaku Tabidatsu gaii 」
緑為す春の夜に ふたりは
みどり なす はる の よる に ふたりは
Midori Nasu Haru no Yoru ni futariha
凍えきってめぐりあった
こごえ きってめぐりあった
Kogoe kittemeguriatta
与えあう何ものも残ってはいないけど
あたえ あう なにも のも のこって はいないけど
Atae au Nanimo nomo Nokotte hainaikedo
もう二度と傷つかないで
もう にど と きずつ かないで
mou Nido to Kizutsu kanaide