匂いガラス
におい がらす
Nioi garasu
お話ししましょう
お はなし しましょう
o Hanashi shimashou
誰かがなくし 誰かが拾った
だれか がなくし だれか が ひろった
Dareka ganakushi Dareka ga Hirotta
甘くて酸っぱい
あまく て すっぱ い
Amaku te Suppa i
リンゴのような
りんご のような
ringo noyouna
匂いガラスの さわりをね
におい がらす の さわりをね
Nioi garasu no sawariwone
それからあとは あなたの話
それからあとは あなたの はなし
sorekaraatoha anatano Hanashi
今をときめく都での
いま をときめく みやこ での
Ima wotokimeku Miyako deno
胸に刺さったガラスのかけら
むね に ささ った がらす のかけら
Mune ni Sasa tta garasu nokakera
匂うほどに 疼くのは
におう ほどに うずく のは
Niou hodoni Uzuku noha
恋も知らない
こい も しら ない
Koi mo Shira nai
カイとゲルダの
かい と げるだ の
kai to geruda no
ガラスがみちびく 怪しの日記
がらす がみちびく あやし の にっき
garasu gamichibiku Ayashi no Nikki
お話ししましょう
お はなし しましょう
o Hanashi shimashou
これからね
これからね
korekarane
安寿子の靴
あん ひさこ の くつ
An Hisako no Kutsu
こうして いつも水の時計はまわる
こうして いつも みず の とけい はまわる
koushite itsumo Mizu no Tokei hamawaru
水に流すつもりでまわり
みず に ながす つもりでまわり
Mizu ni Nagasu tsumoridemawari
水にさからう時間をさがす
みず にさからう じかん をさがす
Mizu nisakarau Jikan wosagasu
涙は折れた水の針
なみだ は おれ た みず の はり
Namida ha Ore ta Mizu no Hari
でもでもと 水に落ちた時計を探し
でもでもと みず に おち た とけい を さがし
demodemoto Mizu ni Ochi ta Tokei wo Sagashi
流れのおきてにさからう子だって
ながれ のおきてにさからう こ だって
Nagare nookitenisakarau Ko datte
波はきっと好きだというよ
なみ はきっと すき だというよ
Nami hakitto Suki datoiuyo
こうして いつも水の時計はめぐる
こうして いつも みず の とけい はめぐる
koushite itsumo Mizu no Tokei hameguru
水に落ちた靴までまわり
みず に おち た くつ までまわり
Mizu ni Ochi ta Kutsu mademawari
赤いかかとをもだけでゆれる
あかい かかとをもだけでゆれる
Akai kakatowomodakedeyureru
流れて歩めば水の町
ながれ て あゆめ ば みず の まち
Nagare te Ayume ba Mizu no Machi
でもでもと 水に落ちた思い出拾い
でもでもと みず に おち た おもいで ひろい
demodemoto Mizu ni Ochi ta Omoide Hiroi
流れのおきてにはむかう子だって
ながれ のおきてにはむかう こ だって
Nagare nookitenihamukau Ko datte
波はきっと好きだというよ
なみ はきっと すき だというよ
Nami hakitto Suki datoiuyo