ただお前がいい
ただお まえ がいい
tadao Mae gaii
わずらわしさに なげた小石の
わずらわしさに なげた こいし の
wazurawashisani nageta Koishi no
放物線の軌跡の上で
ほうぶつせん の きせき の うえで
Houbutsusen no Kiseki no Uede
通り過ぎてきた
とおり すぎ てきた
Toori Sugi tekita
青春のかけらが飛び跳ねて見えた
せいしゅん のかけらが とび はね て みえ た
Seishun nokakeraga Tobi Hane te Mie ta
そのてり返しを
そのてり かえし を
sonoteri Kaeshi wo
そのほほに写していたおまえ
そのほほに うつし ていたおまえ
sonohohoni Utsushi teitaomae
また会う約束などすることもなく
また あう やくそく などすることもなく
mata Au Yakusoku nadosurukotomonaku
それじゃまたな と別れるときの
それじゃまたな と わかれ るときの
sorejamatana to Wakare rutokino
お前がいい
お まえ がいい
o Mae gaii
ただお前がいい
ただお まえ がいい
tadao Mae gaii
おとすものなど なんにもないのに
おとすものなど なんにもないのに
otosumononado nannimonainoni
伝言板の左の端に
でんごんばん の ひだり の はじ に
Dengonban no Hidari no Haji ni
今日もまた一つ
きょう もまた ひとつ
Kyou momata Hitotsu
忘れ物をしたと誰にともなく書く
わすれもの をしたと だれ にともなく かく
Wasuremono woshitato Dare nitomonaku Kaku
そのくり返しを
そのくり かえし を
sonokuri Kaeshi wo
その帰り道に笑うお前
その かえりみち に わらう お まえ
sono Kaerimichi ni Warau o Mae
また会う約束などすることもなく
また あう やくそく などすることもなく
mata Au Yakusoku nadosurukotomonaku
それじゃまたな と別れるときの
それじゃまたな と わかれ るときの
sorejamatana to Wakare rutokino
お前がいい
お まえ がいい
o Mae gaii
そのてり返しを
そのてり かえし を
sonoteri Kaeshi wo
そのほほに写していたお前
そのほほに うつし ていたお まえ
sonohohoni Utsushi teitao Mae
また会う約束などすることもなく
また あう やくそく などすることもなく
mata Au Yakusoku nadosurukotomonaku
それじゃまたな と別れるときの
それじゃまたな と わかれ るときの
sorejamatana to Wakare rutokino
お前がいい
お まえ がいい
o Mae gaii