事件はみぞれまじりの寒い日に起きた
じけん はみぞれまじりの さむい にち に おき た
Jiken hamizoremajirino Samui Nichi ni Oki ta
行司から勝ち名のりを受けた力士が
ぎょうじ から かち めい のりを うけ た りきし が
Gyouji kara Kachi Mei noriwo Uke ta Rikishi ga
次の土俵に上がる力士に力水をつけて
つぎの どひょう に あが る りきし に ちから みず をつけて
Tsugino Dohyou ni Aga ru Rikishi ni Chikara Mizu wotsukete
嵐の様な拍手を両脇にして
あらし の ような はくしゅ を りょうわき にして
Arashi no Youna Hakushu wo Ryouwaki nishite
花道を引き上げようとしていた時に
はなみち を ひきあげ ようとしていた ときに
Hanamichi wo Hikiage youtoshiteita Tokini
たくさんの客の手が
たくさんの きゃく の てが
takusanno Kyaku no Tega
力士の背中に触わろうとしてた
りきし の せなか に しょく わろうとしてた
Rikishi no Senaka ni Shoku waroutoshiteta
その中にカミソリも混じっていたのサ
その なかに かみそり も まじ っていたの さ
sono Nakani kamisori mo Maji tteitano sa
相撲協会は驚いて信じられないと言った
すもうきょうかい は おどろい て しんじ られないと いっった
Sumoukyoukai ha Odoroi te Shinji rarenaito Itsutta
ここに来る人達はみんな良い人達のはずだ
ここに くる ひとたち はみんな よい ひとたち のはずだ
kokoni Kuru Hitotachi haminna Yoi Hitotachi nohazuda
何百年もこの形式を守り続けてきたのだ
なんびゃくねん もこの けいしき を まもり つづけ てきたのだ
Nanbyakunen mokono Keishiki wo Mamori Tsuzuke tekitanoda
たくさんの客の手が
たくさんの きゃく の てが
takusanno Kyaku no Tega
力士の背中に触わろうとしてた
りきし の せなか に しょく わろうとしてた
Rikishi no Senaka ni Shoku waroutoshiteta
その中にカミソリも混じっていたのサ
その なかに かみそり も まじ っていたの さ
sono Nakani kamisori mo Maji tteitano sa
みぞれはすでに雪になり
みぞれはすでに ゆき になり
mizorehasudeni Yuki ninari
白い肌の様に積もった
しろい はだ の ように つも った
Shiroi Hada no Youni Tsumo tta