Lyric

いつくしむのが 真夏の夜の夢

消えながら浮かびあがる 天満川の流れのゆらめき

あなたの浴衣に 赤い金魚の驚いた顔

記憶は言葉にならないけど 電車と時間は過ぎ去るけど

八丁堀から相生橋まで

こんなに遠く歩いたの?

たたずみながら 真夏の日の朝

静けさに沈みかける 太田川の光のさざ波

あなたの残した 淡いむらさき アジサイの花

写真の笑顔はセピアのまま あなたの瞳は花火のよう

鉄砲町まで天満屋 福屋

リボンを買いにでかけたの?

ほとばしるほど 涙の目の空

記憶は言葉にならないけど 想い出ばかりが消え去るけど

紙屋町から鷹野橋あたり

だれかのことを夢見たの?だれかのことを

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