黄昏に流れ出した 制服の群れに
たそがれ に ながれ だし た せいふく の むれ に
Tasogare ni Nagare Dashi ta Seifuku no Mure ni
逆らうように 自転車のペダル思いきり踏んだ
さから うように じてんしゃ の ぺだる おもい きり ふん だ
Sakara uyouni Jitensha no pedaru Omoi kiri Fun da
放課後の空難の脇 金網を潜って
ほうかご の そら なん の わき かなあみ を せん って
Houkago no Sora Nan no Waki Kanaami wo Sen tte
去年見つけたひまわりは 去年より誇らしげに
きょねん みつ けたひまわりは きょねん より ほこら しげに
Kyonen Mitsu ketahimawariha Kyonen yori Hokora shigeni
空を見上げてた
そら を みあげ てた
Sora wo Miage teta
折れないように 枯れないように
おれ ないように かれ ないように
Ore naiyouni Kare naiyouni
涙にできたなら 明日は何かが変わるかな
なみだ にできたなら あした は なにか が かわ るかな
Namida nidekitanara Ashita ha Nanika ga Kawa rukana
雨降る日は 雨に揺れる
あめふる にち は あめ に ゆれ る
Amefuru Nichi ha Ame ni Yure ru
あのひまわりみたいに まっすぐ背を伸ばして
あのひまわりみたいに まっすぐ せ を のばし て
anohimawarimitaini massugu Se wo Nobashi te
今日は揺れていたって いいよ
こんにちは ゆれ ていたって いいよ
Konnichiha Yure teitatte iiyo
自転車に一人きりで やっと乗れた日は
じてんしゃ に ひとり きりで やっと のれ た にち は
Jitensha ni Hitori kiride yatto Nore ta Nichi ha
くり返した擦り傷の 数だけ嬉しかったね
くり かえし た すりきず の かず だけ うれし かったね
kuri Kaeshi ta Surikizu no Kazu dake Ureshi kattane
泣きたいのに泣けなくなること "大人"というの
なき たいのに なけ なくなること " おとな " というの
Naki tainoni Nake nakunarukoto " Otona " toiuno
顔を背けたひまわりは 咲けなくて 咲けないまま
かお を そむけ たひまわりは さけ なくて さけ ないまま
Kao wo Somuke tahimawariha Sake nakute Sake naimama
そっと閉じてゆく
そっと とじ てゆく
sotto Toji teyuku
折れないように 負けないように
おれ ないように まけ ないように
Ore naiyouni Make naiyouni
涙流せたなら 明日は今日より笑えるね
なみだ ながせ たなら あした は きょう より わらえ るね
Namida Nagase tanara Ashita ha Kyou yori Warae rune
風吹く日は 風に吹かれ
ふぶき く にち は かぜ に ふか れ
Fubuki ku Nichi ha Kaze ni Fuka re
咲くひまわりみたいに 俯かない気持ちで
さく ひまわりみたいに ふ かない きもち で
Saku himawarimitaini Fu kanai Kimochi de
私らしく揺れてて
わたし らしく ゆれ てて
Watashi rashiku Yure tete
折れないように 枯れないように
おれ ないように かれ ないように
Ore naiyouni Kare naiyouni
涙にできたなら 明日は何かが変わるかな
なみだ にできたなら あした は なにか が かわ るかな
Namida nidekitanara Ashita ha Nanika ga Kawa rukana
雨降る日は 雨に揺れる
あめふる にち は あめ に ゆれ る
Amefuru Nichi ha Ame ni Yure ru
あのひまわりみたいに まっすぐ背を伸ばして
あのひまわりみたいに まっすぐ せ を のばし て
anohimawarimitaini massugu Se wo Nobashi te
今日は揺れていたって いいよ
こんにちは ゆれ ていたって いいよ
Konnichiha Yure teitatte iiyo