Lyric

≪聖夜≫を迎える度に 一人ずつ小人が増えてゆく

それは私が公社で過ごした 歳月を数えるように

――ある一度の例外を除いて……

少女は走る 仮初めの現在を

少女は走る 不条理な世界を

泣いたり走ったりして成長することも

あるのだろうと――念じて走った……

少女は笑う 束の間の現在を

少女は笑う 無慈悲な世界を

紅茶とケーキには幸せの魔法が

かかっていると――信じて笑った……

嗚呼...≪義体≫は戦う為 生かされているのだ

嗚呼..如何なる理由であれ ≪敗北≫は≪許容≫されない

瞳を背けようとすればする程 その《恐怖》は広がる

《脆弱い》自分に負けぬよう もっと強くなりたい

「私はどうすれば良い?」 ぬいぐるみに語りかけても

声色を変えた返事を待っても 答えを出すのはいつも自分だ

――『褐色の白雪姫』は戦うお姫様……

「答えはもう決まっているのだ」

「あれは、モンタルチーノで奪われた私の銃。

よくも私を撃ったな……。

ヒルシャーさんのくれた大切な銃で

許さない……絶対に許さない!」

私は勝った 敵を倒して大切なものを守った

私は知った 凍える世界を溶かす≪光≫を

≪兄弟≫で愛を語らう言葉は持たない 優しさは時に鋭い刃物

不器用な者が触れ合えば 傷つけ合うこともあるけど

大切な人は両手で抱きしめよう……

「あれば何時だったのろう?

優しい夢を見た。眼鏡と香水の香り。

『お母さん』の夢。私はそっと抱きしめてくれた。

気のせいかも知れないが、そんな気がしたのだ……」

「大丈夫、私は今日も頑張るよ!」

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