Lyric

もうこんなとこまで歩いて来たのか

波の香り急に胸に届く

思い出が途切れるボードウオーク

まだ人で賑わう黄昏のピアで

君は何を僕に伝えようとするのか

誰一人誰一人それに気付かなくて

このままでこのままで別れそうな二人

なぜ君と過ごした

夜の短さを時はすぐに忘れさせてしまう

手のひらをこぼれる砂のように

もう僕の心に戻れないなら

君の胸に寒流の風冷たいなら

どこにでもどこにでも行ってしまえばいい

誰よりも誰よりも遠く離れるなら

そしてもう週末のざわめきに紛れて

人ごみに消えてゆく君だけが悲しい

誰一人誰一人それに気付かなくて

賑やかに賑やかに暮れてゆく夕暮れ

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