深く深く潜った 地の底で
ふかく ふかく せん った ち の そこ で
Fukaku Fukaku Sen tta Chi no Soko de
あの日空が見たのは 火の涙
あの にっくう が みた のは ひ の なみだ
ano Nikkuu ga Mita noha Hi no Namida
月は音を失って 色をひそめ
がつ は おと を うって しょく をひそめ
Gatsu ha Oto wo Utte Shoku wohisome
届かない言の葉が 散らばった
とどか ない ことのは が ちら ばった
Todoka nai Kotonoha ga Chira batta
聴こえているふりで 何も響かない
きこ えているふりで なにも ひびか ない
Kiko eteirufuride Nanimo Hibika nai
見えない力ばかり 欲しがって生きてた
みえ ない ちから ばかり ほし がって いき てた
Mie nai Chikara bakari Hoshi gatte Iki teta
手のひらに すくったのは
ての ひらに すくったのは
Teno hirani sukuttanoha
途切れた 祈りの欠片
とぎれる た いのり の けつ へん
Togireru ta Inori no Ketsu Hen
もう二度と 伝わらない
もう にど と つたわ らない
mou Nido to Tsutawa ranai
雫が頬をすべる間
しずく が ほお をすべる かん
Shizuku ga Hoo wosuberu Kan
“救われたい” そう願うことさえ
“ すくわ れたい ” そう ねがう ことさえ
“ Sukuwa retai ” sou Negau kotosae
時は 許さないから 許してくれない 許されるなら…
とき は ゆるさ ないから ゆるし てくれない ゆるさ れるなら …
Toki ha Yurusa naikara Yurushi tekurenai Yurusa rerunara …
淡く淡く広がる 雲の波
たん く たん く ひろが る くも の なみ
Tan ku Tan ku Hiroga ru Kumo no Nami
あの日空は確かに 泣いていた
あの にっくう は たしかに ない ていた
ano Nikkuu ha Tashikani Nai teita
風が海を駆けずって 凪を煽り
かぜ が うみ を かけ ずって なぎ を あおり
Kaze ga Umi wo Kake zutte Nagi wo Aori
笑えない時間(とき)だけが 過ぎていく
わらえ ない じかん ( とき ) だけが すぎ ていく
Warae nai Jikan ( toki ) dakega Sugi teiku
「前を向け」だなんて 前がどこだか
「 まえ を むけ 」 だなんて まえ がどこだか
「 Mae wo Muke 」 danante Mae gadokodaka
それすらわからなくて しゃがみこみ崩れた
それすらわからなくて しゃがみこみ くずれ た
soresurawakaranakute shagamikomi Kuzure ta
あなたから もらったのは
あなたから もらったのは
anatakara morattanoha
燃やした 命の欠片
もや した いのち の けつ へん
Moya shita Inochi no Ketsu Hen
またいつか 逢えるのなら
またいつか あえ るのなら
mataitsuka Ae runonara
捻れた運命をほどいて
ねじれ た うんめい をほどいて
Nejire ta Unmei wohodoite
“愛されたい”そう願うことしか
“ あいさ れたい ” そう ねがう ことしか
“ Aisa retai ” sou Negau kotoshika
今は 出来ないから 星を見上げた 届かない声…
いま は できな いから ほし を みあげ た とどか ない こえ …
Ima ha Dekina ikara Hoshi wo Miage ta Todoka nai Koe …
夢を見ることが 簡単だなんて
ゆめ を みる ことが かんたん だなんて
Yume wo Miru kotoga Kantan danante
言ってしまえたら もっと楽なのにね
いっって しまえたら もっと らく なのにね
Itsutte shimaetara motto Raku nanonine
十字架にはりついた 心が叫ぶ
じゅうじか にはりついた こころ が さけぶ
Juujika niharitsuita Kokoro ga Sakebu
-まだ此処に居たいんだ-
- まだ ここ に いた いんだ -
- mada Koko ni Ita inda -
手のひらに 託したのは
ての ひらに たくし たのは
Teno hirani Takushi tanoha
生きえた 孤独の涙
いき えた こどく の なみだ
Iki eta Kodoku no Namida
もう二度と ふれられない
もう にど と ふれられない
mou Nido to furerarenai
雫が頬をすべっていく
しずく が ほお をすべっていく
Shizuku ga Hoo wosubetteiku
“眠らせて”とそう願うことだけ
“ ねむら せて ” とそう ねがう ことだけ
“ Nemura sete ” tosou Negau kotodake
いつか 許されるなら…
いつか ゆるさ れるなら …
itsuka Yurusa rerunara …