ただの、冬の一日さえ
ただの 、 ふゆ の ついたち さえ
tadano 、 Fuyu no Tsuitachi sae
イミが変わる 積もりゆく
いみ が かわ る つも りゆく
imi ga Kawa ru Tsumo riyuku
春までには解けるよね、と
はる までには とけ るよね 、 と
Haru madeniha Toke ruyone 、 to
無邪気すぎた 声で
むじゃき すぎた こえ で
Mujaki sugita Koe de
今頃はどうしてますか?
いまごろ はどうしてますか ?
Imagoro hadoushitemasuka ?
途絶えたまま 返せない
とだえ たまま かえせ ない
Todae tamama Kaese nai
返事(こたえ)は
へんじ ( こたえ ) は
Henji ( kotae ) ha
雪のように淡く解けて
ゆき のように たん く とけ て
Yuki noyouni Tan ku Toke te
きっと戻れぬまま
きっと もどれ ぬまま
kitto Modore numama
きみはまだ 白い花を 大事に咲かせて
きみはまだ しろい はな を だいじ に さか せて
kimihamada Shiroi Hana wo Daiji ni Saka sete
もう二度と、もう二人を、
もう にど と 、 もう ふたり を 、
mou Nido to 、 mou Futari wo 、
待たないで 消し去って
また ないで けし さって
Mata naide Keshi Satte
暗い空の向こうへ ほどけてよ
くらい そら の むこう へ ほどけてよ
Kurai Sora no Mukou he hodoketeyo
少しずつ
すこし ずつ
Sukoshi zutsu
懐かしさに 留めさせられてしまわぬ様
なつかし さに とめ させられてしまわぬ さま
Natsukashi sani Tome saserareteshimawanu Sama
酷く、あたたかな手を ほどいてよ
こく く 、 あたたかな て を ほどいてよ
Koku ku 、 atatakana Te wo hodoiteyo
銀色に にじむ月
ぎんいろ に にじむ がつ
Gin\'iro ni nijimu Gatsu
もう、ぼくらを 照らさないで。
もう 、 ぼくらを てら さないで 。
mou 、 bokurawo Tera sanaide 。
居ないこと、が当たり前と
いな いこと 、 が あたりまえ と
Ina ikoto 、 ga Atarimae to
慣れてゆくの 怖かった
なれ てゆくの こわか った
Nare teyukuno Kowaka tta
変わる事と換わらぬ事
かわ る こと と かわ らぬ こと
Kawa ru Koto to Kawa ranu Koto
理解り始めた、頃
わかり はじめ た 、 ごろ
Wakari Hajime ta 、 Goro
キラキラと 煌(ひか)っていた
きらきら と こう ( ひか ) っていた
kirakira to Kou ( hika ) tteita
冷たい 花びら
つめた い はなびら
Tsumeta i Hanabira
もう二度と、もう二人を、
もう にど と 、 もう ふたり を 、
mou Nido to 、 mou Futari wo 、
待たないで 舞い散って
また ないで まい ちって
Mata naide Mai Chitte
果てしない沈黙の その感情の名前
はて しない ちんもく の その かんじょう の なまえ
Hate shinai Chinmoku no sono Kanjou no Namae
忘れものは きっと忘れられぬもの、でしょ
わすれ ものは きっと わすれ られぬもの 、 でしょ
Wasure monoha kitto Wasure rarenumono 、 desho
寒空で抱き合えた あの感情のままで
さむぞら で だき あえ た あの かんじょう のままで
Samuzora de Daki Ae ta ano Kanjou nomamade
居たかった
いた かった
Ita katta
幼くても ぼくら、のまま…
おさなく ても ぼくら 、 のまま …
Osanaku temo bokura 、 nomama …
凍えそうな指先 白い吐息の孤独
こごえ そうな ゆびさき しろい といき の こどく
Kogoe souna Yubisaki Shiroi Toiki no Kodoku
はぐれたまま 振リ向かない背中を追った
はぐれたまま しん り むか ない せなか を おった
haguretamama Shin ri Muka nai Senaka wo Otta
寒空で抱きしめて
さむぞら で だき しめて
Samuzora de Daki shimete
こっそりと祈らせて
こっそりと いのら せて
kossorito Inora sete
あの笑顔 もう一度だけ
あの えがお もう いちど だけ
ano Egao mou Ichido dake
舞い上がれ 想いよ 溶かしてよ
まい あが れ おもい よ とか してよ
Mai Aga re Omoi yo Toka shiteyo
少しずつ
すこし ずつ
Sukoshi zutsu
懐かしさに 留めさせられてしまわぬ様
なつかし さに とめ させられてしまわぬ さま
Natsukashi sani Tome saserareteshimawanu Sama
酷く、あたたかな手を ほどいてよ
こく く 、 あたたかな て を ほどいてよ
Koku ku 、 atatakana Te wo hodoiteyo
銀色に にじむ月
ぎんいろ に にじむ がつ
Gin\'iro ni nijimu Gatsu
もう、ぼくらを 照らさないで。
もう 、 ぼくらを てら さないで 。
mou 、 bokurawo Tera sanaide 。