それは他愛もない ひとときなのかもしれない
それは たあい もない ひとときなのかもしれない
soreha Taai monai hitotokinanokamoshirenai
わたしのくちびる ささやく詩も
わたしのくちびる ささやく し も
watashinokuchibiru sasayaku Shi mo
だけど息をする
だけど いき をする
dakedo Iki wosuru
ちゃんと息をする
ちゃんと いき をする
chanto Iki wosuru
美しいことだけが 明らかなものだけが
うつくし いことだけが あきらか なものだけが
Utsukushi ikotodakega Akiraka namonodakega
世界の何処かで震えている
せかい の どこ かで ふるえ ている
Sekai no Doko kade Furue teiru
きみを包むようにと
きみを つつむ ようにと
kimiwo Tsutsumu younito
長い歴史では ひとつぶの砂にすぎない
ながい れきし では ひとつぶの すな にすぎない
Nagai Rekishi deha hitotsubuno Suna nisuginai
形あるものは 朽ち果てるけれど
かたち あるものは くち はて るけれど
Katachi arumonoha Kuchi Hate rukeredo
「キョウ コウシテ ココニイルヨ」
「 きょう こうして ここにいるよ 」
「 kyou koushite kokoniiruyo 」
他には替えられない意味があるから
ほかに は かえ られない いみ があるから
Hokani ha Kae rarenai Imi gaarukara
だから息をしよう
だから いき をしよう
dakara Iki woshiyou
ちゃんと息をしよう
ちゃんと いき をしよう
chanto Iki woshiyou
奪いあう虚しさが 借りものの感覚が
うばい あう むなし さが かり ものの かんかく が
Ubai au Munashi saga Kari monono Kankaku ga
小さな体で叫んでいる
ちいさ な からだ で さけん でいる
Chiisa na Karada de Saken deiru
きみを迷わせないようにと
きみを まよわ せないようにと
kimiwo Mayowa senaiyounito
真夜中の太陽が
まよなか の たいよう が
Mayonaka no Taiyou ga
まっすぐに手をのばす
まっすぐに て をのばす
massuguni Te wonobasu
きみを見てる
きみを みて る
kimiwo Mite ru
許しあえる明日を やわらかな約束を
ゆるし あえる あした を やわらかな やくそく を
Yurushi aeru Ashita wo yawarakana Yakusoku wo
美しいことだけを 明らかなものだけを
うつくし いことだけを あきらか なものだけを
Utsukushi ikotodakewo Akiraka namonodakewo
世界の何処かで震えている
せかい の どこ かで ふるえ ている
Sekai no Doko kade Furue teiru
きみにあげたい…
きみにあげたい …
kiminiagetai …