Lyric

それは他愛もない ひとときなのかもしれない

わたしのくちびる ささやく詩も

だけど息をする

ちゃんと息をする

美しいことだけが 明らかなものだけが

世界の何処かで震えている

きみを包むようにと

長い歴史では ひとつぶの砂にすぎない

形あるものは 朽ち果てるけれど

「キョウ コウシテ ココニイルヨ」

他には替えられない意味があるから

だから息をしよう

ちゃんと息をしよう

奪いあう虚しさが 借りものの感覚が

小さな体で叫んでいる

きみを迷わせないようにと

真夜中の太陽が

まっすぐに手をのばす

きみを見てる

許しあえる明日を やわらかな約束を

美しいことだけを 明らかなものだけを

世界の何処かで震えている

きみにあげたい…

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