夕映えの河口に艀さ
ゆうばえ の かこう に はしけ さ
Yuubae no Kakou ni Hashike sa
曳き波で橋の影揺らし
ひき なみ で はし の かげ ゆら し
Hiki Nami de Hashi no Kage Yura shi
口笛を吹いてた形で
くちぶえ を ふい てた かたち で
Kuchibue wo Fui teta Katachi de
唇が止まったままさ
くちびる が とま ったままさ
Kuchibiru ga Toma ttamamasa
途切れた歌に君が首傾げ
とぎれる た うた に くん が くび かしげ
Togireru ta Uta ni Kun ga Kubi Kashige
振り向くよ
ふりむく よ
Furimuku yo
忘れていいのにと
わすれ ていいのにと
Wasure teiinonito
「泣かないで……」
「 なか ないで ……」
「 Naka naide ……」
そう言ったね君は最後の夜
そう いっった ね くん は さいご の よる
sou Itsutta ne Kun ha Saigo no Yoru
俺の胸を指で差して
おれ の むね を ゆび で さし て
Ore no Mune wo Yubi de Sashi te
「永遠にここにいるよ…」って
「 えいえん にここにいるよ …」 って
「 Eien nikokoniiruyo …」 tte
君を乗せたこともあった
くん を のせ たこともあった
Kun wo Nose takotomoatta
自転車のサドルの後で
じてんしゃ の さどる の あとで
Jitensha no sadoru no Atode
少年が微笑うよ
しょうねん が びしょう うよ
Shounen ga Bishou uyo
汚れをまだ知らぬ魂のように
よごれ をまだ しら ぬ たましい のように
Yogore womada Shira nu Tamashii noyouni
孤独っていう言葉に変わるね
こどく っていう ことば に かわ るね
Kodoku tteiu Kotoba ni Kawa rune
哀しみはやがて色褪せて
かなし みはやがて いろあせ て
Kanashi mihayagate Iroase te
「生きるのは切ないね…」
「 いき るのは せつな いね …」
「 Iki runoha Setsuna ine …」
君の息が俺の喉笛を震わせて
くん の いき が おれ の のど ふえ を ふるわ せて
Kun no Iki ga Ore no Nodo Fue wo Furuwa sete
細い声になる
こまい こえ になる
Komai Koe ninaru
橋の上
はし の うえ
Hashi no Ue
「泣かないで…」
「 なか ないで …」
「 Naka naide …」
そう言ったね君は最後の夜
そう いっった ね くん は さいご の よる
sou Itsutta ne Kun ha Saigo no Yoru
俺のこと強く抱いて
おれ のこと つよく だい て
Ore nokoto Tsuyoku Dai te
「弱い人ね…」って
「 よわい にん ね …」 って
「 Yowai Nin ne …」 tte
「永遠にここにいるの?」
「 えいえん にここにいるの ? 」
「 Eien nikokoniiruno ? 」
俺の背中越しに
おれ の せなか こし に
Ore no Senaka Koshi ni
少年がぽつりつぶやく
しょうねん がぽつりつぶやく
Shounen gapotsuritsubuyaku
風が吹く橋さ
かぜ が ふく はし さ
Kaze ga Fuku Hashi sa