鳥よりはやく目覚めた
とり よりはやく めざめ た
Tori yorihayaku Mezame ta
その頬染める朝焼け
その ほお そめ る あさやけ
sono Hoo Some ru Asayake
ほら時間だよ
ほら じかん だよ
hora Jikan dayo
汲んだ水に映した少女は
くん だ みず に うつし た しょうじょ は
Kun da Mizu ni Utsushi ta Shoujo ha
あの日そっと出ていったから
あの にち そっと でて いったから
ano Nichi sotto Dete ittakara
今は捜さないで
いま は さがさ ないで
Ima ha Sagasa naide
きのうは まだ見えなかったもの
きのうは まだ みえ なかったもの
kinouha mada Mie nakattamono
きのうと 違う何かをするために
きのうと ちがう なにか をするために
kinouto Chigau Nanika wosurutameni
夜中(よるじゅう)かけてつくった
よなか ( よるじゅう ) かけてつくった
Yonaka ( yorujuu ) kaketetsukutta
葉先のまるい朝露
は さきの まるい あさ つゆ
Ha Sakino marui Asa Tsuyu
すぐ消えたよね
すぐ きえ たよね
sugu Kie tayone
同じ景色なんども見たのに
おなじ けしき なんども みた のに
Onaji Keshiki nandomo Mita noni
同じ気持ち重ねないのは
おなじ きもち おもね ないのは
Onaji Kimochi Omone nainoha
旅がはじまるから
たび がはじまるから
Tabi gahajimarukara
だれかが 破りすてた手紙は
だれかが やぶり すてた てがみ は
darekaga Yaburi suteta Tegami ha
だれかを 救える大切な地図
だれかを すくえ る たいせつ な ちず
darekawo Sukue ru Taisetsu na Chizu
ドアをたたく音が止まない
どあ をたたく おと が とま ない
doa wotataku Oto ga Toma nai
決めたんだね はじまりの日
きめ たんだね はじまりの にち
Kime tandane hajimarino Nichi
長い髪をなびかせた風が
ながい かみ をなびかせた かぜ が
Nagai Kami wonabikaseta Kaze ga
今は背中つよく押してる
いま は せなか つよく おし てる
Ima ha Senaka tsuyoku Oshi teru
きみも気付いてるね
きみも きづい てるね
kimimo Kizui terune
きのうは まだ見えなかったもの
きのうは まだ みえ なかったもの
kinouha mada Mie nakattamono
きのうと 違う何かをするために
きのうと ちがう なにか をするために
kinouto Chigau Nanika wosurutameni