一人で箱にうずくまる
ひとり で はこ にうずくまる
Hitori de Hako niuzukumaru
一人で息を潜めてた
ひとり で いき を ひそめ てた
Hitori de Iki wo Hisome teta
誰かと繋がろうなんて一人じゃ思いつかないさ
だれか と つなが ろうなんて ひとり じゃ おもい つかないさ
Dareka to Tsunaga rounante Hitori ja Omoi tsukanaisa
押さえつけてた心がザワリと鳴いた……そうだろ?
おさ えつけてた こころ が ざわり と ない た …… そうだろ ?
Osa etsuketeta Kokoro ga zawari to Nai ta …… soudaro ?
箱の底で見上げた四角い空白く蒼く紅く黒く深く変化する
はこ の そこ で みあげ た しかくい くうはく く あおく あかく くろく ふかく へんかす る
Hako no Soko de Miage ta Shikakui Kuuhaku ku Aoku Akaku Kuroku Fukaku Henkasu ru
手を伸ばせば届く距離にいると彼らがノックする
て を のば せば とどく きょり にいると かれら が のっく する
Te wo Noba seba Todoku Kyori niiruto Karera ga nokku suru
なかった帰るべき場所も
なかった かえる べき ばしょ も
nakatta Kaeru beki Basho mo
なかった愛しい記憶も
なかった いとしい きおく も
nakatta Itoshii Kioku mo
誰かを守りたいなんて初めて思いついたんだ
だれか を まもり たいなんて はじめて おもい ついたんだ
Dareka wo Mamori tainante Hajimete Omoi tsuitanda
ためらいもなく『おかえり』 戸惑いながら『ただいま』
ためらいもなく 『 おかえり 』 とまどい ながら 『 ただいま 』
tameraimonaku 『 okaeri 』 Tomadoi nagara 『 tadaima 』
箱の中に投げ込まれたのは死と光笑顔自由それはとても不器用で
はこ の なかに なげ こま れたのは し と ひかり えがお じゆう それはとても ぶきよう で
Hako no Nakani Nage Koma retanoha Shi to Hikari Egao Jiyuu sorehatotemo Bukiyou de
運命さえ変えてもいいくらい胸の奥が騒ぐ
うんめい さえ かえ てもいいくらい むね の おく が さわぐ
Unmei sae Kae temoiikurai Mune no Oku ga Sawagu
もし終焉が近づいていても
もし しゅうえん が ちかづ いていても
moshi Shuuen ga Chikazu iteitemo
例えば一人に戻る時がきても
たとえば ひとり に もどる とき がきても
Tatoeba Hitori ni Modoru Toki gakitemo
箱を破り見渡した空は
はこ を やぶり みわたし た そら は
Hako wo Yaburi Miwatashi ta Sora ha
箱を壊し掴んだ願いは
はこ を こわし つかん だ ねがい は
Hako wo Kowashi Tsukan da Negai ha
君の側に無限の強さを生む 一つ二つ三つ夜を照らす星に似た
くん の がわ に むげん の つよさ を うむ ひとつ ふたつ みっつ よる を てら す ほし に にた
Kun no Gawa ni Mugen no Tsuyosa wo Umu Hitotsu Futatsu Mittsu Yoru wo Tera su Hoshi ni Nita
ねぇ、本当は待っていたんだろう彼らの足音を
ねぇ 、 ほんとう は まって いたんだろう かれら の あしおと を
nee 、 Hontou ha Matte itandarou Karera no Ashioto wo