胸の底で 沈んでいた秘密の果実を
むね の そこ で しずん でいた ひみつ の かじつ を
Mune no Soko de Shizun deita Himitsu no Kajitsu wo
君にだけ あげたいのよ いいでしょ
くん にだけ あげたいのよ いいでしょ
Kun nidake agetainoyo iidesho
あぁ、まだあげ初(そ)めし前髪 林檎を摘みとって
あぁ 、 まだあげ はつ ( そ ) めし まえがみ りんご を つみ とって
aa 、 madaage Hatsu ( so ) meshi Maegami Ringo wo Tsumi totte
空色のソファに 仔猫と眠ると
そらいろ の そふぁ に し ねこ と ねむる と
Sorairo no sofa ni Shi Neko to Nemuru to
あの夏の日の海 まだそばにある
あの なつ の にち の うみ まだそばにある
ano Natsu no Nichi no Umi madasobaniaru
閉じ込めた貝殻 吐息で壊した
とじこめ た かいがら といき で こわし た
Tojikome ta Kaigara Toiki de Kowashi ta
波が鳴る 満月 とてもきれいね
なみ が なる まんげつ とてもきれいね
Nami ga Naru Mangetsu totemokireine
初音 切なく あ 小鳥が詠う
はつ おと せつな く あ ことり が えい う
Hatsu Oto Setsuna ku a Kotori ga Ei u
寂しい夜 ひとりで海岸歩いた
さびし い よる ひとりで かいがん あるい た
Sabishi i Yoru hitoride Kaigan Arui ta
潮風が 薄い胸に 響いた
しおかぜ が うすい むね に ひびい た
Shiokaze ga Usui Mune ni Hibii ta
出逢いは刹那 初めての恋 つれてきた
であい は せつな はじめて の こい つれてきた
Deai ha Setsuna Hajimete no Koi tsuretekita
<まだ誰も君には 傷をつけてない>
< まだ だれも くん には きず をつけてない >
< mada Daremo Kun niha Kizu wotsuketenai >
君はその声でね そっとささやく
くん はその こえ でね そっとささやく
Kun hasono Koe dene sottosasayaku
ずっと聴こえていた悲しい歌にね さよならを告げよう
ずっと きこ えていた かなし い うた にね さよならを つげ よう
zutto Kiko eteita Kanashi i Uta nine sayonarawo Tsuge you
もうひとりじゃない
もうひとりじゃない
mouhitorijanai
虹が消えてく ね 雨を連れてね
にじ が きえ てく ね あめ を つれ てね
Niji ga Kie teku ne Ame wo Tsure tene
昨日までのわたしは そう誰かのために
きのう までのわたしは そう だれか のために
Kinou madenowatashiha sou Dareka notameni
涙の粒 散らしたことなかった
なみだ の つぶ ちら したことなかった
Namida no Tsubu Chira shitakotonakatta
あぁ、君に逢って そう初めて泣いた 祈るように
あぁ 、 くん に あって そう はじめて ない た いのる ように
aa 、 Kun ni Atte sou Hajimete Nai ta Inoru youni
やさしく白き手をそっとのべて
やさしく しろき て をそっとのべて
yasashiku Shiroki Te wosottonobete
林檎を 君にあげたいの
りんご を くん にあげたいの
Ringo wo Kun niagetaino
風ながれる そのゆくえを わたしはみたいの
かぜ ながれる そのゆくえを わたしはみたいの
Kaze nagareru sonoyukuewo watashihamitaino
海の果て 空の彼方 ついてゆく
うみ の はて そら の かなた ついてゆく
Umi no Hate Sora no Kanata tsuiteyuku
あぁ、悲しい歌はもうきこえない 飛びたてる
あぁ 、 かなし い うた はもうきこえない とび たてる
aa 、 Kanashi i Uta hamoukikoenai Tobi tateru
月 今宵 かすかにさす光、横顔に
がつ こよい かすかにさす ひかり 、 よこがお に
Gatsu Koyoi kasukanisasu Hikari 、 Yokogao ni
旅立ちの歌が ほら聴こえるよ
たびだち の うた が ほら きこ えるよ
Tabidachi no Uta ga hora Kiko eruyo
あぁ、歩き出そう 窓をあけたなら まっている その胸に
あぁ 、 あるき だそ う まど をあけたなら まっている その むね に
aa 、 Aruki Daso u Mado woaketanara matteiru sono Mune ni