ある日公園で みたことのない大きな鳥がいた
ある にち こうえん で みたことのない おおき な とり がいた
aru Nichi Kouen de mitakotononai Ooki na Tori gaita
みたことのない 輝く鳥がいた
みたことのない かがやく とり がいた
mitakotononai Kagayaku Tori gaita
屋根のない車にのって 俺は追いかけた
やね のない くるま にのって おれ は おい かけた
Yane nonai Kuruma ninotte Ore ha Oi kaketa
空をかける その鳥を追い 街をすぎ去った
そら をかける その とり を おい まち をすぎ さった
Sora wokakeru sono Tori wo Oi Machi wosugi Satta
その鳥を追い 丘をすぎ去った
その とり を おい おか をすぎ さった
sono Tori wo Oi Oka wosugi Satta
屋根のない車にのって 俺は追いかけた
やね のない くるま にのって おれ は おい かけた
Yane nonai Kuruma ninotte Ore ha Oi kaketa
ある日野原に 鳥はおりたち
ある ひの はら に とり はおりたち
aru Hino Hara ni Tori haoritachi
鳥のそば近く みたことのない かわいい娘がいた
とり のそば ちかく みたことのない かわいい むすめ がいた
Tori nosoba Chikaku mitakotononai kawaii Musume gaita
屋根のない車をおりて 俺は近づいた
やね のない くるま をおりて おれ は ちかづ いた
Yane nonai Kuruma woorite Ore ha Chikazu ita
鳥はとびたち 俺と娘は小屋をつくって
とり はとびたち おれ と むすめ は こや をつくって
Tori hatobitachi Ore to Musume ha Koya wotsukutte
俺と娘は 一緒にくらした
おれ と むすめ は いっしょに くらした
Ore to Musume ha Isshoni kurashita
屋根のない車は もう俺は忘れはて
やね のない くるま は もう おれ は わすれ はて
Yane nonai Kuruma ha mou Ore ha Wasure hate
ある日野原に みたことのある鳥が飛んでゆく
ある ひの はら に みたことのある とり が とん でゆく
aru Hino Hara ni mitakotonoaru Tori ga Ton deyuku
みたことのある 車が追いかける
みたことのある くるま が おい かける
mitakotonoaru Kuruma ga Oi kakeru
屋根のない車にのって 俺もいかなきゃもう一度
やね のない くるま にのって おれ もいかなきゃもう いちど
Yane nonai Kuruma ninotte Ore moikanakyamou Ichido
俺もいかなきゃ もう一度
おれ もいかなきゃ もう いちど
Ore moikanakya mou Ichido