Lyric

思い出を訪ねる人の

苦しまぎれの愛の詩

今年又少なくなった渡り鳥

もう誰一人 春の小人の雪踏む音に

気付きもしないけれど

ああ 冬の終りに

ああ めぐる季節に

何かを待ちながら

少女の日のように 少女の日のように

春の野をかけてみようかと

意味もなく指折る人の

数えるものを啄んで

今年又名もない鳥が飛んでゆく

もう誰一人 舞いそびれてる雪の白さに

気付きもしないけれど

ああ 冬の終りに

ああ めぐる季節に

何かを待ちながら

少女の日のように 少女の日のように

花化粧つけてみようかと

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