俺の時計の針がちょうど午前零時を指した
おれ の とけい の はり がちょうど ごぜん れいじ を さし た
Ore no Tokei no Hari gachoudo Gozen Reiji wo Sashi ta
過ぎ去る時は新しい日の中に消え去ってゆく
すぎ さる とき は あたらし い にち の なかに きえさって ゆく
Sugi Saru Toki ha Atarashi i Nichi no Nakani Kiesatte yuku
訳もない涙が溢れ そっとこぼれ落ちる
わけ もない なみだ が あふれ そっとこぼれ おちる
Wake monai Namida ga Afure sottokobore Ochiru
分からないものが俺の全てを狂わせてしまった
わか らないものが おれ の すべて を くるわ せてしまった
Waka ranaimonoga Ore no Subete wo Kuruwa seteshimatta
愛を失い 仕事すらなくし 俺は街を出た
あい を うしない しごと すらなくし おれ は まち を でた
Ai wo Ushinai Shigoto suranakushi Ore ha Machi wo Deta
そして今俺は一体何を待ち続けているのか
そして いま おれ は いったいなに を まち つづけ ているのか
soshite Ima Ore ha Ittainani wo Machi Tsuzuke teirunoka
ポケットには別れた家族の写真がある
ぽけっと には わかれ た かぞく の しゃしん がある
poketto niha Wakare ta Kazoku no Shashin gaaru
皆で笑い俺は兄貴に肩を抱かれてる
みな で わらい おれ は あにき に かた を だか れてる
Mina de Warai Ore ha Aniki ni Kata wo Daka reteru
その写真をながめる度 分けあった訳の中に
その しゃしん をながめる ど わけ あった わけ の なかに
sono Shashin wonagameru Do Wake atta Wake no Nakani
それぞれが選んだ生き方を思い浮かべてみる
それぞれが えらん だ いきかた を おもいうか べてみる
sorezorega Eran da Ikikata wo Omoiuka betemiru
人生はいつも誰にも冷たいものだから
じんせい はいつも だれ にも つめた いものだから
Jinsei haitsumo Dare nimo Tsumeta imonodakara
捨ててしまうことの方がきっと多いものだから
すて てしまうことの ほうが きっと おおい ものだから
Sute teshimaukotono Houga kitto Ooi monodakara
街の風は凍ついたまま吹きつけ心隠さなければ
まち の かぜ は こおつ いたまま ふき つけ こころ かくさ なければ
Machi no Kaze ha Kootsu itamama Fuki tsuke Kokoro Kakusa nakereba
大切なもの何ひとつ守りきれやしないから
たいせつ なもの なに ひとつ まもり きれやしないから
Taisetsu namono Nani hitotsu Mamori kireyashinaikara
そっと目を閉じて ふっと心を閉ざし 暮らしているけど
そっと め を とじ て ふっと こころ を とざ し くらし ているけど
sotto Me wo Toji te futto Kokoro wo Toza shi Kurashi teirukedo
Hey baby 俺はクールにこの街で生きてみせる
Hey baby おれ は くーる にこの まち で いき てみせる
Hey baby Ore ha ku^ru nikono Machi de Iki temiseru
Hey baby 俺は祈りの言葉なんか忘れちまった
Hey baby おれ は いのり の ことば なんか わすれ ちまった
Hey baby Ore ha Inori no Kotoba nanka Wasure chimatta
俺はきっとまだ マトモにやれるはずさ
おれ はきっとまだ まとも にやれるはずさ
Ore hakittomada matomo niyareruhazusa
街中の飢えた叫び声に立ち向かいながら
まちなか の うえ た さけび こえ に たち むかい ながら
Machinaka no Ue ta Sakebi Koe ni Tachi Mukai nagara
俺は走り続ける 叫び続ける
おれ は はしり つづけ る さけび つづけ る
Ore ha Hashiri Tsuzuke ru Sakebi Tsuzuke ru
求め続けるさ 俺の生きる意味を
もとめ つづけ るさ おれ の いき る いみ を
Motome Tsuzuke rusa Ore no Iki ru Imi wo
一人で生きる寂しさに疲れ やがて恋に落ちた
ひとり で いき る さびし さに つかれ やがて こい に おち た
Hitori de Iki ru Sabishi sani Tsukare yagate Koi ni Ochi ta
彼女と二人暮らし始めて半年が経った
かのじょ と ふたり くらし はじめ て はんとし が へった
Kanojo to Futari Kurashi Hajime te Hantoshi ga Hetta
マトモな仕事が見つからずに 荒れ果てた暮らし
まとも な しごと が みつ からずに あれ はて た くらし
matomo na Shigoto ga Mitsu karazuni Are Hate ta Kurashi
投げ出したくなるそんな暮らしが続く日毎に俺は
なげだし たくなるそんな くらし が つづく ひごと に おれ は
Nagedashi takunarusonna Kurashi ga Tsuzuku Higoto ni Ore ha
愛の温もりも忘れて 心はすさんでゆき
あい の あたたも りも わすれ て こころは すさんでゆき
Ai no Atatamo rimo Wasure te Kokoroha susandeyuki
自分自身から逃げ出そうと 脅えて暮らした
じぶんじしん から にげだそ うと きょう えて くらし た
Jibunjishin kara Nigedaso uto Kyou ete Kurashi ta
心の弱さの逃げ道に罪を犯した俺は
こころ の よわさ の にげみち に つみ を おかし た おれ は
Kokoro no Yowasa no Nigemichi ni Tsumi wo Okashi ta Ore ha
捕えられ 牢獄の重い扉の奥で息をひそめた
とらえ られ ろうごく の おもい とびら の おく で いき をひそめた
Torae rare Rougoku no Omoi Tobira no Oku de Iki wohisometa
そして裁判の後 俺は手首ナイフで切り付け
そして さいばん の のち おれ は てくび ないふ で きり づけ
soshite Saiban no Nochi Ore ha Tekubi naifu de Kiri Zuke
気がつけば病院のベッドの上薬漬けにされた
きが つけば びょういん の べっど の うえ くすり つけ にされた
Kiga tsukeba Byouin no beddo no Ue Kusuri Tsuke nisareta
あぁ教えてくれ 俺のどこに間違いがあるのか
あぁ おしえ てくれ おれ のどこに まちがい があるのか
aa Oshie tekure Ore nodokoni Machigai gaarunoka
街の冷たい風から逃れて生きてきただけなのに
まち の つめた い かぜ から のがれ て いき てきただけなのに
Machi no Tsumeta i Kaze kara Nogare te Iki tekitadakenanoni
やがて俺もマトモな生活を見つめ彼女と暮した
やがて おれ も まとも な せいかつ を みつ め かのじょ と くらし た
yagate Ore mo matomo na Seikatsu wo Mitsu me Kanojo to Kurashi ta
ある日彼女は 涙ぐむ笑顔の中でつぶやいた
ある にち かのじょ は なみだ ぐむ えがお の なか でつぶやいた
aru Nichi Kanojo ha Namida gumu Egao no Naka detsubuyaita
二人の新しい命が宿り 生まれてくることを
ふたり の あたらし い いのち が やどり うまれ てくることを
Futari no Atarashi i Inochi ga Yadori Umare tekurukotowo
Hey baby 俺はクールにこの街に生まれた
Hey baby おれ は くーる にこの まち に うまれ た
Hey baby Ore ha ku^ru nikono Machi ni Umare ta
Hey baby そして何もかも捨てちまって生きてきたんだ
Hey baby そして なにも かも すて ちまって いき てきたんだ
Hey baby soshite Nanimo kamo Sute chimatte Iki tekitanda
生きる早さに追いたてられ 愛 求め 裏切られ 孤独を知り
いき る はやさ に おい たてられ あい もとめ うらぎら れ こどく を しり
Iki ru Hayasa ni Oi taterare Ai Motome Uragira re Kodoku wo Shiri
振り返ることも出来ず 震え暮らした
ふりかえる ことも できず ふるえ くらし た
Furikaeru kotomo Dekizu Furue Kurashi ta
そして走り続けた 叫び続けた
そして はしり つづけ た さけび つづけ た
soshite Hashiri Tsuzuke ta Sakebi Tsuzuke ta
求め続けていた 生きる意味も分からぬまま
もとめ つづけ ていた いき る いみ も わか らぬまま
Motome Tsuzuke teita Iki ru Imi mo Waka ranumama
産声を上げそして立ち上がり
うぶごえ を あげ そして たちあがり
Ubugoe wo Age soshite Tachiagari
やがて歩き始め 一人きりになる
やがて あるき はじめ ひとり きりになる
yagate Aruki Hajime Hitori kirininaru
心が悲しみに 溢れかき乱されても
こころ が かなしみ に あふれ かき みださ れても
Kokoro ga Kanashimi ni Afure kaki Midasa retemo
脅えることはない それが生きる意味なのさ
きょう えることはない それが いき る いみ なのさ
Kyou erukotohanai sorega Iki ru Imi nanosa
Hey baby 忘れないで強く生きることの意味を
Hey baby わすれ ないで つよく いき ることの いみ を
Hey baby Wasure naide Tsuyoku Iki rukotono Imi wo
Hey baby 探している 答えなんかないかもしれない
Hey baby さがし ている こたえ なんかないかもしれない
Hey baby Sagashi teiru Kotae nankanaikamoshirenai
何ひとつ確かなものなど見つからなくても
なに ひとつ たしか なものなど みつ からなくても
Nani hitotsu Tashika namononado Mitsu karanakutemo
心の弱さに負けないように立ち向かうんだ
こころ の よわさ に まけ ないように たち むか うんだ
Kokoro no Yowasa ni Make naiyouni Tachi Muka unda
さぁ走り続けよう 叫び続けよう求め続けよう
さぁ はしり つづけ よう さけび つづけ よう もとめ つづけ よう
saa Hashiri Tsuzuke you Sakebi Tsuzuke you Motome Tsuzuke you
この果てしない生きる 輝きを
この はて しない いき る かがやき を
kono Hate shinai Iki ru Kagayaki wo
新しく生まれてくるものよ おまえは間違ってはいない
あたらし く うまれ てくるものよ おまえは まちがって はいない
Atarashi ku Umare tekurumonoyo omaeha Machigatte hainai
誰も一人にはなりたくないんだ それが人生だ 分かるか
だれも ひとり にはなりたくないんだ それが じんせい だ わか るか
Daremo Hitori nihanaritakunainda sorega Jinsei da Waka ruka