今いる場所は折れ線グラフの 一番下のところ
いま いる ばしょ は おれせん ぐらふ の いちばんした のところ
Ima iru Basho ha Oresen gurafu no Ichibanshita notokoro
今見てる町は今までで 最低の静止画像
いま みて る まち は いままで で さいてい の せいしがぞう
Ima Mite ru Machi ha Imamade de Saitei no Seishigazou
「だから夜は明ける だから道は出来る」
「 だから よる は あけ る だから みち は できる 」
「 dakara Yoru ha Ake ru dakara Michi ha Dekiru 」
ちいさくつぶやいた声 窓の外バイクが消してった
ちいさくつぶやいた こえ まど の そと ばいく が けし てった
chiisakutsubuyaita Koe Mado no Soto baiku ga Keshi tetta
せまいせまい部屋のかたすみ 手も足も考えも出なくなった
せまいせまい へや のかたすみ て も あし も かんがえ も でな くなった
semaisemai Heya nokatasumi Te mo Ashi mo Kangae mo Dena kunatta
表に出たら 他人の笑顔がまるで映画みたいだった
おもて に でた ら たにん の えがお がまるで えいが みたいだった
Omote ni Deta ra Tanin no Egao gamarude Eiga mitaidatta
電車に乗って考える 誰かに置きかえてみる
でんしゃ に のって かんがえ る だれか に おき かえてみる
Densha ni Notte Kangae ru Dareka ni Oki kaetemiru
ぐるぐるまた同じとこで つかのま眠りに落ちたんだ
ぐるぐるまた おなじ とこで つかのま ねむり に おち たんだ
gurugurumata Onaji tokode tsukanoma Nemuri ni Ochi tanda
夜には朝が 雨には花が 闇の先には 春のアケボノ
よる には あさ が あめ には はな が やみ の さきに は はる の あけぼの
Yoru niha Asa ga Ame niha Hana ga Yami no Sakini ha Haru no akebono
言葉はいつもこんなに不自由で 思いはもっともっと不自由で
ことば はいつもこんなに ふじゆう で おもい はもっともっと ふじゆう で
Kotoba haitsumokonnani Fujiyuu de Omoi hamottomotto Fujiyuu de
何も言えずその腕に ただぎゅっとしがみついた
なにも いえ ずその うで に ただぎゅっとしがみついた
Nanimo Ie zusono Ude ni tadagyuttoshigamitsuita
街灯が照らし出す わたしを見損なわない笑顔
がいとう が てら し だす わたしを みそこな わない えがお
Gaitou ga Tera shi Dasu watashiwo Misokona wanai Egao
あなたの手はこんなにも あったかい あったかい あったかいよ
あなたの て はこんなにも あったかい あったかい あったかいよ
anatano Te hakonnanimo attakai attakai attakaiyo
そうこの長い長い長い雨は いつかきっと止むだろう
そうこの ながい ながい ながい あめ は いつかきっと とむ だろう
soukono Nagai Nagai Nagai Ame ha itsukakitto Tomu darou
どんなに長い長いかなしみも いつかきっと消えるだろう
どんなに ながい ながい かなしみも いつかきっと きえ るだろう
donnani Nagai Nagai kanashimimo itsukakitto Kie rudarou
だけどただひとつ わたしたちは知ったんだ
だけどただひとつ わたしたちは しった んだ
dakedotadahitotsu watashitachiha Shitta nda
望み続ける限りこの日々は 決して決して終わらないってこと
のぞみ つづけ る かぎり この ひび は けっして けっして おわ らないってこと
Nozomi Tsuzuke ru Kagiri kono Hibi ha Kesshite Kesshite Owa ranaittekoto
夜には朝が 雨には花が 闇の先には 春のアケボノ
よる には あさ が あめ には はな が やみ の さきに は はる の あけぼの
Yoru niha Asa ga Ame niha Hana ga Yami no Sakini ha Haru no akebono
欲しがって 欲しがって
ほし がって ほし がって
Hoshi gatte Hoshi gatte
手を伸ばして 抗って
て を のばし て あらがって
Te wo Nobashi te Aragatte
うしなって うずくまって
うしなって うずくまって
ushinatte uzukumatte
とりもどして また歩いて
とりもどして また あるい て
torimodoshite mata Arui te
時が経って 丘に立って
とき が へって おか に たって
Toki ga Hette Oka ni Tatte
ふりかえって 目をみはって
ふりかえって め をみはって
furikaette Me womihatte
あの空に あの空に
あの そら に あの そら に
ano Sora ni ano Sora ni
届くなら 届くなら
とどく なら とどく なら
Todoku nara Todoku nara
夜には朝が 雨には花が 闇の先には 春のアケボノ
よる には あさ が あめ には はな が やみ の さきに は はる の あけぼの
Yoru niha Asa ga Ame niha Hana ga Yami no Sakini ha Haru no akebono