Lyric

少年はあの日燃える恋をして

折れそうな心を抱きしめた

雪の下から芽を出した僕に

明日への約束を打ち明けた

そっとそっと でも固く

君の結んだ形が残るように

千枚の手のひらを降らせたよ

高い空へと目くばせして

千年の彼方から風を呼んだよ

いつか思い出して

愛はめぐることを

老人はひとり僕の傍に立ち

黄金色の沈黙を聴いてた

心から愛したあのひとの

笑い声に耳澄ませたんだろう

人は人は なぜこうも

見えないものに強くなれるのかな

千枚の手のひらを降らせたよ

泣いていたのは僕のほうだ

千年の彼方まで飛び越えてゆく

思いの美しさを

僕はずっと見てた

いつもいつも 僕を見て

何度、何度だって歩き出して

ここから

千枚の手のひらを降らせたよ

高い空へと目くばせして

千年の彼方から風を呼んだよ

いつか思い出して

愛はめぐることを

千枚の手のひらを降らせよう

高い空へと約束しよう

千年の彼方まで続くのが人生(ひと)

だから手をつなごう

愛はめぐる めぐるから

Options