掬い上げた砂が零れ落ちてく
すくい あげ た すな が こぼれ おち てく
Sukui Age ta Suna ga Kobore Ochi teku
「捕まらないよ」と 私を笑うよに
「 つかま らないよ 」 と わたし を わらう よに
「 Tsukama ranaiyo 」 to Watashi wo Warau yoni
手のひらを擽っては 瞬間に消えてった
ての ひらを くすぐって は しゅんかん に きえ てった
Teno hirawo Kusugutte ha Shunkan ni Kie tetta
握り締めた手の中に残る感触(もの)
にぎり しめ た ての なかに のこる かんしょく ( もの )
Nigiri Shime ta Teno Nakani Nokoru Kanshoku ( mono )
それは現実のいたずらの残骸?
それは げんじつ のいたずらの ざんがい ?
soreha Genjitsu noitazurano Zangai ?
まだ夢の中で眠る 幻の一欠片?
まだ ゆめ の なか で ねむる まぼろし の いち けつ へん ?
mada Yume no Naka de Nemuru Maboroshi no Ichi Ketsu Hen ?
気持ち押し殺しても顔を出す感情
きもち おし ころし ても かお を だす かんじょう
Kimochi Oshi Koroshi temo Kao wo Dasu Kanjou
お願い眠らせてと強く目を瞑った
お ねがい ねむら せてと つよく め を めい った
o Negai Nemura seteto Tsuyoku Me wo Mei tta
触れ合った喜びより 失った快感に
ふれ あった よろこび より うった かいかん に
Fure Atta Yorokobi yori Utta Kaikan ni
焦がれて焦がれて…生きてゆくの?
こが れて こが れて … いき てゆくの ?
Koga rete Koga rete … Iki teyukuno ?
涙の粒が作った大きくて深い海に
なみだ の つぶ が つくった おおき くて ふかい うみ に
Namida no Tsubu ga Tsukutta Ooki kute Fukai Umi ni
溺れて濡れて また泳いで… あぁ
おぼれ て ぬれ て また およい で … あぁ
Obore te Nure te mata Oyoi de … aa
落ちそうなほど膨らんだ満月
おち そうなほど ふくら んだ まんげつ
Ochi sounahodo Fukura nda Mangetsu
そしていつか欠けてゆくそんな月に
そしていつか かけ てゆくそんな がつ に
soshiteitsuka Kake teyukusonna Gatsu ni
ふと過ぎる孤独感を何気なく重ねてた
ふと すぎ る こどくかん を なにげな く おもね てた
futo Sugi ru Kodokukan wo Nanigena ku Omone teta
突然背後から襲うような残像
とつぜん はいご から おそう ような ざんぞう
Totsuzen Haigo kara Osou youna Zanzou
いっそ連れ去って欲しい 戻れなくてもいい
いっそ つれ さって ほしい もどれ なくてもいい
isso Tsure Satte Hoshii Modore nakutemoii
その満ちた安らぎより 消えてゆく刹那さを
その みち た やすら ぎより きえ てゆく せつな さを
sono Michi ta Yasura giyori Kie teyuku Setsuna sawo
求めて求めて…歌ってゆくの?
もとめ て もとめ て … うたって ゆくの ?
Motome te Motome te … Utatte yukuno ?
このままじゃ多分人は 満たされる事ないまま
このままじゃ たぶん にん は みた される こと ないまま
konomamaja Tabun Nin ha Mita sareru Koto naimama
彷徨う道に倒れ眠る… あぁ
ほうこう う みち に たおれ ねむる … あぁ
Houkou u Michi ni Taore Nemuru … aa
悲しみに身を投げ ある日目が覚めた時 朝は明けているの?
かなしみ に みを なげ ある にちめ が さめ た とき あさ は あけ ているの ?
Kanashimi ni Miwo Nage aru Nichime ga Same ta Toki Asa ha Ake teiruno ?
逃げていった儚さに 手が届いたなら
にげ ていった ぼう さに てが とどい たなら
Nige teitta Bou sani Tega Todoi tanara
また探して求めて…生きてゆくの?
また さがし て もとめ て … いき てゆくの ?
mata Sagashi te Motome te … Iki teyukuno ?
このままじゃ多分人は 満たされる事ないまま
このままじゃ たぶん にん は みた される こと ないまま
konomamaja Tabun Nin ha Mita sareru Koto naimama
彷徨う道に倒れ眠る
ほうこう う みち に たおれ ねむる
Houkou u Michi ni Taore Nemuru
触れ合った喜びより 失った快感に
ふれ あった よろこび より うった かいかん に
Fure Atta Yorokobi yori Utta Kaikan ni
焦がれて焦がれて…生きてゆくの?
こが れて こが れて … いき てゆくの ?
Koga rete Koga rete … Iki teyukuno ?
涙の粒が作った大きくて深い海に
なみだ の つぶ が つくった おおき くて ふかい うみ に
Namida no Tsubu ga Tsukutta Ooki kute Fukai Umi ni
溺れて濡れて また泳いで… あぁ
おぼれ て ぬれ て また およい で … あぁ
Obore te Nure te mata Oyoi de … aa